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台湾での占いから恋が始まった⁉

最近、台湾在住だったり、台湾の旅について書かれているnoterさんのnoteを読む機会が多かったんです。
そしてふと、思い出しました!
私の人生の転機は、台湾から始まったのかもって。

台湾の占い師さんを紹介される

一度、企画でインドへ行った「ターニング・ポイント」を書きましたが、まったく違う話です。このことは忘れていました。

20年くらい前のこと、後輩の同僚・Oちゃんと台湾旅行に行くことになりました。
Oちゃんは長く付き合っていた男性と結婚し、海外赴任についていくことを決めていました。その前に一緒に旅行することにしたのです。

台湾旅行を知った仕事仲間が「台湾に行くなら、よく当たる占い師さんがいるから占ってもらえば?」といい出しました。

私は占いに詳しくなく、興味はあるけれど積極的ではないし、能力もありません。
でもなぜかたまに誰かがこうして声をかけてくれたり、友人が星占いのホロスコープを作ってくれたりします。

今回の占いはどういうものかわからない上に、通訳も必要。
迷っていると、強く勧められました。

「絶対当たるんですよ。たとえば・・・」と身近な知り合いの例をいくつかあげます。
・知人女性がつきあっていた男性のことで悩んでいたら「同居していた男性とは別れますよ、でもその方が仕事がうまくいくといわれた。」 → いわれたからではなく、別れて仕事はとても順調に。
・女性が交際していた男性とのことで悩んでいた。「別れたら新しい出会いがあって、すごくうまくいきますといわれた」 → 別れた途端に新たな出会いがあり、ラブラブ結婚。
・仕事に悩んで相談「独立したほうがいいといわれた」 → 独立したらものすごく仕事がヒット。

聞いていると怪しいようですが、みな知っている人だったので、「確かにそうなっている」とわかりました。

ちょうど自分も、住んでいる場所やこの先どうするかを考えていた時期。
あっという間にその占い師さんに占ってもらうことになりました。

通訳さんも占い師さんを紹介してくれた女性が手配してくれました。通訳さんと占いでそこそこのお値段です。
どうしてあの時、その決断をしたのかは自分でも謎です。

占いの内容と方角

Oちゃんは「もう決めちゃったから、今さら聞くことはない」と別行動に。

通訳さんと一緒に占い師さんのところへ行きます。
龍山寺(ロンシャンスー)という大きな寺院の地下に占い師たちが集まっている場所があります。その一室へ入りました。

20210315龍山寺 (2)

通訳さんは若い女性、占い師さんは40代くらいの落ち着いた男性でした。

いくつかの話をします。
・自分が岐路を迎えていると思うこと。
・住んでいるところがよくないような気がすること。
・仕事に邁進するとしたら何をするか。
・結婚の出会いはあるのか。

ふんふんと聞いていた占い師さんは、名前と生年月日を見た後、私にかんたんな地図を書かせました。住んでいる場所と方角、玄関の場所など。
書くと「この位置は違っているはず」などと指摘します。

よく見ると、マンションの玄関と部屋の玄関の方角は違います。
それを書き直し・・・。

聞きたいことを聞き、ていねいに説明を受けました。
いくつかアドバイスをいただきました。
今から思うと、どれも当たっています。

その中で一番大きかったことは――

「引っ越しなさい。引っ越すならこの線からこちら側」ということ。

「わかりました」とうなずいて、占いは終わりました。

引っ越し先探しと出会い

帰国後、引っ越しを考えます。
いろいろ問題もあり大変でしたが、とにかく「えいや!」と投げるように片付けて、新居を探しました。

探すエリアが限られていました。
占い師さんが引いてくれた線の反対側には、住みたい街が多かったんです。
でも「こっち側」はなじみのない場所が多くて、困りました。

「ここかな」と思う町を見つけました。
すると駅を降りた途端に、なつかしく温かい印象を受けました。
ここに住もう、と心に決めました。
でも不動産屋さんを回っても、なかなか折り合いがつきません。

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そんな時に大学の先輩に再会します。
私よりも7つの上の女性で、在学中はOGとしていらしてました。
当時はそれほどかかわりもなかったのですが、その先輩がこの町に住んでいたんです。この町に興味を持っていることを知ると、細やかにアドバイスをくれました。

そして「ここに住むなら、うちのマンションに来たら?」と誘われます。
「住んでいる人がどんどん幸せになるから、幸せマンションって呼んでいるのよ」

幸せマンション。
なんて魅力的な響き。
聞くとそこで3,4組のカップルが生まれて、結婚していました。
彼女自身もそうだったんです。

ついていくと、空いている部屋を紹介され、一目ぼれします。
日がさんさんと当たり、窓からの景色が最高でした。
即決しました。

チャンスの前髪?

引っ越して、半年後に今の夫と出会うことになります。
引っ越さなければ、会うことはなかったでしょう。

あの占い師さんの言うことを聞いたおかげなのだと思わざるを得ません。
なんとも不思議です。
もう占い師さんの名前も連絡先もわかりません。紹介できず、申し訳ありません。

私の部署がその後変わり、教えてくれた仕事仲間とも会うことがなくなりました。
でも彼女が教えてくれなければ、占ってもらうことはありませんでした。

こういう出会いを大事にすることが、チャンスの前髪、なのでしょうか?

だとしたら、私にとっては「人生最大の前髪」だった気がします。

何か強い力に惹かれて、「そうした方がいいのかな?」と感じたら従うといいのでしょう。
それはいつ?

私にはスピリチュアルな力はありません。
だから「今!」がわかるわけではありません。

いつもは優柔不断ですし、よく迷い、悩んでいます。

でもこの時は「受けることが自然だ」と感じたんですね。

今も不思議です。


夫とのことを次の記事に書きました。よろしければ読んでください。


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