英会話スクールの営業戦略相談
英会話スクールの事業担当者A氏が私の本を読んでくださって営業戦略の造り方を相談してくれました。
オンライン英会話スクールを経営者対象に販売したい
現在講師1人で100人を教えている (えっ?本当?)
紹介の動画を視聴しました。
「この部門の売上を伸ばしたい、
大和さんならどのように販売しますか?
著書の中の『鯛戦略』がなるほど、と思い相談を申し込みました。」
現状の営業方法は、経営者の飲み会に参加したり、フレンチランチ会を開催して経営者にプレゼンして参加を促している。
それは1本釣りで経営者にアプローチする方法は良いではないですか。
私「まず仮説を立ててみましょう。どこにこの英会話スクールを必要とする人が居ますか?」
A「海外展開したい経営者とか、論理的に考えたいマネージャーとか」
私「そういった人はどこに居ますか?」
A「経営者の集まりに・・・」
私「それもいいけれども、海外と通じるような経営者は、商工会議所の勉強会を利用したり、ロータリーなどに集まっているのでは?
だったらそういったところに広告を出すとか、勉強会の講師をするとか、一人一人にアプローチするよりも効率的だと思わない?」
A「そうですね、そんなところがあるんですね」
彼は経営者でなくサラリーマンなので経営者の集まる場所をよく知らないのですね。
私は他にも
・商社員や、商社員として赴任する家族のグループなど
・インバウンドの商店街の振興会
・空港のスタッフ
英会話が必要な人たちが集団で居る場所を考えようよ
①仮説を立てる
次にそういったところはすでにベルリッツと契約しているとか、他の同業他社がいくらで契約しているとか
②リサーチをする
次に
③アプローチ方法を具体的に考え実行する
このPDCAを回していくことをお話ししました。
最初の仮説をいくつも立てる
この発想がある方ほど、営業に向いています。
仮説がお粗末だと次に続きません。
この商品はどんなところに需要があるのかを
探っていくこと
そのために広い社会を知る、接すること
お役に立てたみたいで、本の書評をAmazonに書いてくださいました。
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