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ただ...替えたくて
この日は息子のお宮参りに行った後、両家の家族と一緒にお昼ご飯を食べました。
生後1ヶ月半の息子を連れて飲食店に行くのは初めてだったので、ドキドキです。
ベビーカーで行って大丈夫か、オムツ交換台は設置しているかを事前に確認しておきました。
お食い初めプランも対応しているお店だったので、どちらも問題ないですよ!と回答をいただきホッとしました。
10人が入る個室があって、ベビーカーで行けるお店ってそんなに多くはないんですよね。ファミリー向けの飲食店、ありがたやです。
この日は暑かったので、みんなでせいろ蕎麦セットを頼みました。ご飯も美味しくて、店内も綺麗で、個室も広くてゆっくりできたので大満足でした。
まだ食事中に、息子のオムツを替えなければいけなくなってしまいました。僕は親族の前でお気に入りのジェラピケのマザーズバッグを肩から下げ、息子を抱き抱えて席を立ちます。
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大容量で表面がビニール素材なので汚れにも強いです!
多目的トイレに向かい、扉を開けました。
あれ?オムツ交換台がないな??
360°見渡しても台がないので、一度トイレを出ます。ちょうど通りかかった従業員さんに尋ねてみる。
すると、従業員さんは上記ジェラピケのバッグを下げた僕の姿に面を喰らいつつも、申し訳なさそうに言いました。
オムツ交換台は女性トイレにしかないんです...
あぁ...じゃあ僕はこのお店では替えられないんですよね...?
はい...奥さまはいらっしゃいますか??
おおん。そうきましたか。そうかそうか。不戦敗となった僕は、泣く泣く部屋に戻り、妻にバトンタッチをするしかできませんでした。オムツ替え戦線からあっけなく脱落です。
お店や従業員さんを責めるつもりは全くありませんが、モヤっと感が残ります。
ただ、オムツを替えたかっただけなんです。
迂闊でした。オムツ交換台はあるか?ではなく、男性でもオムツを替えられる環境はありますか?と聞くべきだったのでしょうか。
ママが替えればいいじゃないか!と言われてしまえばそれまでですが、ママだってゆっくりとご飯を食べたいじゃないですか。
このお店は5年前にできたそうです。オープンの際に、男性がオムツを替えられないことはきっと問題視されなかったんでしょうね。
ママだってゆっくりご飯食べたいし、パパだってオムツは替えられるんです。
世間のイメージではまだまだオムツ替えをするのはママ、がこびりついているのかもしれないですね。
これを変えていくのはパパの役割ですよね。怯まずにジェラピケを持って、オムツ交換台に向かい続けていきたいと思います。
パパの皆さん、共にオムツをバシバシ替えていきましょう。ママの皆さん、ゆっくりご飯食べていてください。
オムツ交換もジェンダーレスな時代をつくっていかねばならんですね。
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