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アンガーマネジメント

 カスハラが話題となっていますね。
最近ニュースで見かけるのは、名古屋のタクシー運転手へ暴言を吐く客の動画。「つばめタクシー」はカスハラを行った客の乗車拒否や損害賠償請求も視野に入れて対応するとのことです。モラルのカケラもない暴言や暴力の動画を見ると、こちらも嫌な気持ちになりますよね。

 東京都ではカスハラ防止条例の制定を進めていくみたいです。個人的には大歓迎です。全国の自治体が条例化していくきっかけになればいいと思っています。


 ある日、会社の後輩から「先輩は本当に怒らないですよね?イライラとかしないんですか?」と言われたことがありました。
 イライラはするし、自分の中に怒りという感情が湧き上がることを自覚する瞬間もあります。ですが周りから見ると、僕は怒らない人になっているようです。
 なぜ怒らないのか?という問いに答えるのは難しかったです。多分無意識のうちに怒りを自分の中で消化して、怒りではないものに昇華しているのですが、その時はうまく言語化できなかったので考えてみました。

 営業という仕事柄、ましてや取引先の社長は50代前後の男性が多く、20代の若造には高圧的な態度を取る人が多いです。
 タメ口は当たり前。一度電話口で「こんな仕事やってられるか!!」と怒鳴られたこともあります。「あんたが選んでやってる仕事じゃねーか!」とは思いつつも口にはしません。

 日頃から意識するのは冷静でいること。普段から周りをよく見るようにしています。周りをよく見ていると、「人がこちらに怒りやイライラ」をぶつけてきそうになる雰囲気が分かるようになりました。
 まず、それから避けられるなら避けます。それを食らってしまうと、間違いなくこちらもイライラするからです。避けられない時は準備します。「これから自分はイライラするだろうな」と準備していると、そのイライラはコントロールしやすくなります。
 恐らくこれを無意識のうちにやれていることで、僕はアンガーマネジメントをうまくやれているのだと思います。

 調べてみると「6秒ルール」というのもあるみたいです。名前のとおり、イライラした感情を6秒間だけ表に出さないようにすることで、自然とその感情が収まってくる方法みたいです。

 もう少しアンガーマネジメントのことを知りたくなったので、Kindle Unlimitedでこの本を読んでみました。

 すぐイライラしてしまう人は、まずアンガーマネジメントを学ぶだけでも効果があるみたいです。Kindle Unlimitedには他のアンガーマネジメントに関しての本もたくさんありました。

 冒頭のカスハラに限らずですが、お互い最低限のモラルを保ったうえで人間関係を築いていきたいですね。

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