[アニメ映画感想] 魔女の宅急便:魔女が降り立ったのは現実の世界だった
魔女の血を受け継ぐ主人公の キキは、魔女として生きることを選択し、よその町で1年間の修行をするために13歳の満月の夜に故郷を旅立った。
都会にあこがれる彼女は、大きな街にやってくるんだけど、人々はなんか冷たい。
見知らぬ街でぽつんと孤独にしてると、パン屋のおかみさんに届け物を頼まれた縁で居候させてもらえることに。
そんで、キキは空を飛ぶ力しかない自分がこの街で何ができるか考えた末に宅急便を始める。
という感じで、魔女のお話なんだけど、やたらとリアルなのだ。
思春期の女の子の複雑さとか、社会に出た時の理想と現実だとか、初めての異性とか、ちょっと年上のお姉さんとか…女の子が大人になるまでに踏むステップが豊かに表現されている。
そこは原作と少し違うみたいだけど。
※原作は読んでません。
私は魔女宅の中でウルスラが一番好きなんだけど、この記事を書くためにちょっと調べたら、彼女の名は本編では一切出てこないそうで。
昔から彼女がウルスラだと知ってたんだけど、何でだろう???ネットなどない時代なのに?!
まあ、いいか…。原作には絵描きさんが出てくるみたいだけど、エピソードは少し違っている様子。
『魔女の宅急便』にはこんな感じで、いろいろな年代の女性が出て来て、ひとりの女性の人生を見る様でもあります。
子供のころ見た時より、中年も終わりに差し掛かったころに見ると、また違った風景が見える映画なのよね。
人生の節目で見たい映画のひととつです。
ユーミンの歌もよいですが、サントラも好きです。
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