[アニメ感想] 月とライカと吸血姫:初の有人宇宙飛行に向けて青年と吸血鬼の尊い物語
私の萌えポイント突きまくって来る物語でした。
舞台は架空の世界。
と言っても冷戦時代のソ連とアメリカなのかなと思わせるような設定。
物語の舞台である共和国がソ連ぽい感じで。
あまり出て来ないけど、連合王国がアメリカっぽい感じ。
宇宙開発でしのぎを削る 共和国と連合王国。
共和国の宇宙飛行士候補生のレフ・レプスは、優秀なのだがちょっと変わったところのある青年で、とある任務に就かされる。
それは、人類初の宇宙飛行に向けて、無重力が人体に与える影響を見るためのプロジェクト、吸血鬼を実験動物として宇宙へ送り出すというものだった。
共和国では吸血種族の人権は認められておらず、差別対象となっている。
レフは連れてこられた吸血鬼の身の回りの世話と、宇宙飛行のための訓練を命じられたのだった。
で、吸血鬼に会いに行くと、それは意外にも若い女の子 イリナ・ルミネスクだった。
物扱いをしろと命じられていたレフ君なんだけど、吸血鬼と言っても普通の女の子じゃん…と思い、彼はイリナに対して普通に接することにする。
だけども、イリナは人間なんか嫌いだと言ってまるで懐かない。
それでもイリナは懸命に辛い訓練に耐え、二人は二人三脚で宇宙を目指していくことになる。
このレフとイリナの関係がかなり尊いんだ…。
種族を超えた友情と愛情…むはぁ…。
それだけでも素晴らしいんだけど、冷戦時代の社会主義国家の雰囲気が細かく描かれていて、架空の世界とはいえ、かなりリアリティがあり、それもよかった。
この二人の話しではないみたいだけど、続編があるそうなので、続きも作ってほしいな。
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