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[アニメ感想] 亜人:不死身の戦い方。アクションシーンが息もつけないほどすごい。

≪ネタバレはありません≫

アニメ『亜人』の情報
ダークファンタジー / 26話(アニメ未完) / 日本
放送時期:2016年

『亜人』は、殺しても死なない、人のようで人ではない存在「亜人」がアフリカ大陸で発見され、日本では2人のみ発見されている…という世界。

亜人は遺伝などとは関係なく発症するらしく、死なないという点以外は他の人間と変わらないために、ほとんどの者は自覚していないだけと推測される。

主人公の永井 圭は交通事故にあった際に、自らが亜人だと知る。そして目撃者も多くいたことから、それは周知のこととなり政府に追われる身となる。

この永井 圭という人物は、高校生なんだけど、恐ろしいほどに合理的で利己的な思考回路を持っていて、医者になるために有益ではないと判断した幼馴染と一方的に縁を切ったりするような奴である。

そんな半面、医者になりたいのは妹の病気を治したいからという胸アツな動機だったりもして、何かどこか憎み切れない奴だけど、妹からはクズ扱いされてしまっているかわいそうな奴でもある。

こんな性格なもんで、政府から追われる身となった時に、誰も助けを求められるような友達がいなくて絶望しかかったところで、かつて自分の有益にならないと斬り捨てた友、海斗が助けにやってくる。

ここで、通常の精神の持ち主なら改心するようなところかと思うけど、あんまり変わらないのが永井 圭であり、我々は、あれ…? こいつなんか異常? と思い始めるのである。

海斗は、こっちが主人公なんじゃ? と思えるほどに清々しくいい奴である。イケメンだし強いし。

そんなちょっとやべえ奴 永井 圭が対峙することとなる亜人が、さらにその上をいく完全にやばい奴…佐藤なのだ。

佐藤は初老のおっさんなのだが、元軍人で戦闘能力がむちゃくちゃ高い。
いわゆる、サイコパス。それが佐藤だ。

いやもう、超サイコパス。
自分の味方と何気なく会話している感じもすんげぇ怖い。そのへんの演出がすばらしくよい。

このアニメーションは3DCGをアニメタッチに加工して作成されており、動きがとにかくすごい。
佐藤がいくつもの武器を使いこなし、負傷すればすかさず自害し復活して戦闘を続行するシーンなどは、息もつけないほどで、毎回ひぃ~っとなりながら見ていた。

いや…こんな奴いたらまじで日本なんか速攻乗っ取られるぞ…。

この物語は佐藤健&綾野剛という豪華キャストで実写映画化もしているけど、先にアニメ見ちゃったから、生身の人間の動きが重たく見えてしまって残念だった。

アニメが途中で終わっているので、続きを熱望している。

PVもめちゃかっこいいので見てほしい。

参考になった!という人はスキをお願いします!

アニメ『亜人』
<あくまでも私的な評価>
ストーリーの面白さ:★★★★★
ストーリーの意外性:★★★★☆
キャラクターの良さ:★★★★★
映像の美しさ   :★★★★★
動きのかっこよさ :★★★★★

<チェックポイント>
・舞台:現代日本
・キーワード:不死身/サイコパス/軍事アクション

・グロ:結構グロい
・色恋:?
・お色気:なし
・イケメン:◎
・強い女子:◎
・美少年:なし
・美少女:なし

・原作:漫画

・概要:
殺しても死なない「亜人」。ごく普通の高校生だった永井 圭はある日、交通事故にあい自分が亜人だと知る。

※これは私の個人的な感想なので、解釈が違っていたり、注目すべきポイントがずれてたりするかもしれない。
ちがう!ちがうんだよ!!!ってなことになっていたら、どうぞ教えてください。

評価基準についてや、私の好みについてこちらにまとめています。


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