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4つのコミュニケーションタイプを知って自他愛へ 〜『世界にはバカは4人いる』より〜

「どうしてあの人はあんなにそっけないんだろう」
「どうしてあの人はあんなに喋ってばかりいるのだろう」
「どうしてあの人はあんなに批判ばかりするのだろう」
「どうしてあの人はあんなにいい加減なんだろう」

こんな風に感じたことはありませんか。
人間の悩みの8割は人間関係から来るものだと言われていますが、もしかしたらあなたのお悩みもコミュニケーションのタイプを知れば、人間関係の悩み解消に繋がるかもしれません。

ちなみに、私は4つのコミュニケーションタイプを知って、自分にも他人にもやさしくなれるようになり、とっても楽になりました。是非、皆さんにも知っていただき、解消できるお悩みは解消していただきたいと思い、共有します^^

4つのコミュニケーションタイプ

<赤色タイプ>リーダータイプ
✓行動力があり、威勢がいい
✓大きな目標を掲げ、全力で達成に向けて努力する
✓決断が早い
✓挑戦を好み、主導権を握りたがる
⇒対:もっとも伝えたいことを端的に伝える
<黄色タイプ>楽観的で明るいタイプ
✓ポジティブで他人や物事に対しても明るい側面を見出す
✓人生を肯定する
✓感情重視
✓アイディアマン
⇒対:温和で優しい環境づくり
<緑色タイプ>縁の下の力持ちタイプ
✓協調性がある
✓忍耐力がある
✓自分よりも他人を優先、支援したい気持ちが強い
✓変化よりも現状維持を好む
⇒対:相談を受け入れる姿勢を
<青色タイプ>慎重タイプ
✓論理的・データ重視型
✓用意周到
✓慎重
✓口数は少ないが、頭の中では誰よりも考えている
⇒対:信頼できる人間であることを示す

1色の特性しか持たない人は、わずか全体の5%。
2色の特性を持つ人は、80%。残りの人々は3色持つ人であり、全ての色を一定数持つ人は極めて稀だそうです。

「二重人格なのではないか…複雑な人だなぁ…」と感じるような相手はもしかしたら3色持つ人なのかもしれません。

こちらの診断はDiscモデルを元に構築されています。
気になる方は是非!

具体的な事例(黄色と緑の混合型)

それぞれのタイプでハマる箇所を書き出してみると、
私は、黄色:緑色=7:3の混合型。

外交的な色が強い黄色の面を持ちつつ、争いを好まず人の話を聞くのが好きな緑の面も一部ある…
HSS型HSP(外交的な繊細タイプ)なのではないか、と最近感じ、本を読み漁っているので、納得の結果です。

<黄色タイプ>
✓話すのが好き
✓多くの人と知り合うのが好き
✓良いと思ったものは人に勧めたくなる
✓自分が見積もっていた時間と実際に完遂した時間にギャップがある
✓アイディアから計画に移すまでは早いが、実行から完遂する段階には興味がない(※人に迷惑かける恐れがあるので、要注意要素)
✓途中でアイディアばかり思いつき、中々完遂しない
<緑色タイプ>
✓人と争うのが苦手
✓全員の意見が合うようにしようとし、優柔不断になりがち
✓話を聞くのが好き

コミュニケーションタイプを知るメリット

例えば、黄色と緑色の面が強く、問題解決よりも人間関係を円滑に進めることを重視する私は、(今思うと)(端的に済ませたい)赤タイプ・(慎重にいきたい)青タイプとのコミュニケーションに苦い思い出がありました。

<対・赤タイプ>
「とっとと要点だけ話して」

上司に意見を聞きたいと思い、上司のもとへ行ったものの、少し話しづらいものだったので、まずは場を和ませるために関係のないライトな雑談から入った時のことです。
赤タイプの上司は、どうでもいいことを話し、
すぐに本題へ入らない私に苛ついたのだと思います。
<対・青タイプ>
「は?根拠は?いつもいい加減すぎ」
「全然良くない」

いつも何かと理屈っぽく批判的な弟に対して、
楽観的な私は話の端を折られ、不愉快に感じることがありました。
が、これは、お互い様だったのです。

このように、自分と違うコミュニケーションタイプの人に遭遇した時、「なんてそっけない人なんだ」「理屈っぽくてつまらない人だな」「いい加減な人だな」「仕事中に迷惑な人だな」と思ってしまいがちです。

しかし、自分・他人のコミュニケーションタイプを知ると、この人はこういう人なんだ、こういう配慮があってのことだったんだ…と見方を変えることができます。また、当時はただ拗ねるだけ、相手に対して腹を立てるだけ、だったものが、自分にも非があったのだと認め、相手にあったそれぞれの接し方で次は挑むことができます。

コミュニケーションタイプを知ることは、他人への理解が深まるだけでなく、結果として、人間関係良好に繋がり、自分が生きやすくなる手助けになるのではないかと思っています。

コミュニケーションタイプに関してもっと詳しく知りたい方へ

今回の4つのコミュニケーションタイプは『世界にはバカは4人いる』という本から得た知見を元にして書いたものです。この本のタイトル通り、自分と違うコミュニケーションタイプの人に遭遇した時、相手を“バカ”と思いがちなのです。”バカ”だと相手を決めつけているだけでは、解決できず、前進できません。「周りのやつらは”バカ”ばかりだ」と思っている方にこそ、読んでいただきたい本です。

行動様式の専門家である著者が、大量の実験&分析データをもとに、それぞれのタイプ別特性・付き合い方などを解説しているので、是非読んでみてください。

私も、周りの家族や大切な人たちにこの本を勧め、互いの自己・他者理解を深めています。コミュニケーション不和が解消され、少しでも多くの人が生きやすくなることを願って^^

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