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本好きへ捧げる30の問い:大橋ちよの場合

闇夜のカラスさんの『本好きの30問』やってみたいと思います。

子が生まれてから本を読む気力がなくなってしまって、ここ何年か読んでないんですけど。
同じ好みの人がいたら嬉しいです。


◆いま現在、読んでいる本

上記の理由から今読んでいる本はないのです。

代わりにアニメを平均して10本くらい並走で見てます。
なので、ここから下は原作ありのアニメの話も出て来るかも。


◆次に読む予定の本

『異能機関』スティーヴン・キング 著

私、スティーヴン・キング中毒なんですよ。
彼のライフワークだった『ダーク・タワー』が完結するまでに出された本はほぼ全て読んでます。
その後、ちょっと遠のいてるんですが、『異能機関』はこの特設サイト見てもらっても解るように、これは読まねばならない…という気がしています。


◆積ん読のなかで1年後くらいに読むんじゃないかな?という本

『虚数』スタニスワフ・レム 著

友人にもらった本です。
本の紹介文にこう書かれています。

ビット文学の歴史、未来言語による百科事典、細菌の未来学、コンピュータGOLEMの講義録など、〈実在しない書物〉の序文を収録。フィクションの新たな可能性を切り開いたレムが到達した文学の極北。

やばそうでしょう?


◆手元にないけど近いうちに入手する予定の本

『異能機関』スティーヴン・キング 著

※「次に読む予定の本」と同じです。


◆いつか絶対読んでやる予定、しかし予定は未定…の長編シリーズ

『帝都物語』荒俣宏 著

映画は脳内再生できるほど見たんですけど。
原作まだ読んでないのです。


◆今の私を作っている基礎だと思う本、または作家

手塚治虫
水木しげる
藤子不二雄
大友克洋
宮崎駿
安部公房
カール・セーガン
ミヒャエル・エンデ
J・R・R・トールキン
スティーヴン・キング
アーサー・C・クラーク


◆大人になって読んで、これ子供の頃に読みたかったなあと感じた本

本というより、アニメになってるけど…

『BLEACH』久保帯人 著

漫画です。自分たちを “死神” と呼ぶ、黒い着物で日本刀を持つ者たちが、現代の日本の街で悪霊退治をする話。

ってそんなに単純な話しではないんだけど、とにかく出て来るキャラクターが全員かっこいい。中二の私の心をくすぐったのではないだろうか…。
※アニメで見てるので原作は読んでない。


『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』 理不尽な孫の手 著

小説です。異世界転生もののパイオニア、金字塔と呼ばれている物語。私が子供のころはまだこのジャンルは確率してなかったけど、ドはまりしただろうな…。

ラノベと思ってなめてると、不意打ちを喰らって号泣させられたりする。人間の心の清い部分と汚い部分がえぐいほどに描かれています。
※アニメで見てるので原作は読んでない。


『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平 著

漫画です。世界人口の8割が “個性” と呼ばれる超能力のような異能を持つようになった世界。
“個性” を使って犯罪を犯すものを抑制するために、職業としてのヒーローが活躍していた。

ヒーローに憧れる主人公は、希少種とまで言われる “無個性” の少年だけど、気持ちだけは誰より熱い。
そんな彼がヒーロー育成の名門高校に入って仲間たちと切磋琢磨していく物語…とか思わせといて、実はもっとえぐい話だった。。言いたいけどネタバレになるので言えない。

主人公のクラスメイトたち全員が丁寧に描かれてて、個性豊かで大変よい。
私はちょっと特殊な学校に通っていたので、何だか高校時代を思い出させるところもあってね。
※アニメで見てるので原作は読んでない。


◆子供の頃に読んでおいて良かったなあと思う本

『はてしない物語』ミヒャエル・エンデ 著

映画を先に見て、本は後から読んだんだけど、原作のものすごさに脳みそ貫かれた思い出。
私に読書の楽しさを教えてくれた本でもある。


◆子供(1〜12歳)のころ特に好きだった本/シリーズ

『オバケちゃん シリーズ』松谷みよ子 著

私が子供のころはこの絵じゃなかったような気が。


『怪盗ルパン シリーズ』モーリス・ルブラン 著


『ツバメ号とアマゾン号 シリーズ』アーサー・ランサム 著

ふたつの家族の子供たちが、湖でヨットに乗ったり、キャンプしたり、冒険ごっこをするお話なんだけど、めっちゃ好きだったな~。


あとは『ドラえもん』と、水木しげるの妖怪本手塚治虫全般、夢中で読んでました。


◆思春期のころ特に好きだった本/シリーズ

『AKIRA』大友克洋 著

我がバイブルです。


『風の谷のナウシカ』宮崎駿 著

脳味噌支配されていました。漫画の方に。


『ぼくの地球を守って』日渡早紀 著

転生という概念をこれで初めて知ったかも。
この物語にのめり込んでました。


『ここはグリーン・ウッド』那州雪絵 著

なんてことはない男子寮のお話しなんだけど好きでした。
最も絵の影響を受けた漫画家さんかもしれない。
他の漫画読んでないんだけどw


『白鳥異伝』荻原規子 著

私の萌えの原点です。三部作なんだけど、これが一番好きだった。
古事記のヤマトタケルがモデルのお話で、幼い頃に共に育った小倶那と遠子が、運命によって引き裂かれ、やがて青年になって再会する…というお話。萌えます。


◆16〜20代前半のころ特に好きだった本/シリーズ

『宇宙皇子』藤川桂介 著

飛鳥時代が舞台のファンタジー。頭に角を持って生まれた、半神の少年の物語。
飛鳥時代の呪術者 役小角えんの おづぬがモデル。
挿絵を描いていた いのまたむつみ さんというイラストレーターが大好きだったなぁ。
話の内容はあんまり覚えてないw


『指輪物語』J・R・R・トールキン 著

小学生の時に読もうとして冒頭で挫折して…そこ飛ばして読めばいいのか!と気が付いた高校生くらいに夢中になってました。大人になってからも再読。映画も最高だわ。


『IT』スティーヴン・キング 著

7人の主人公に恋してたと思う。
TVシリーズで映像化して、なかなか味のあるB級感で好き。
新しい映画はわりと原作のイメージどおりですばらしかった。


安部公房の本を読み漁ってました。


アガサ・クリスティもたくさん読みました。


そしてハヤカワ文庫SFを片っ端から読んでいたなぁ。


◆30代以降、特に好きな本/シリーズ

『宇宙の旅 シリーズ』アーサー・C・クラーク 著

ご存じない方も結構いるのですが、これ、原作は『2001年宇宙の旅』『2010年宇宙の旅』『2061年宇宙の旅』『3001年終局への旅』と四部作になってます。
映画もすごく好きだったんだけど、あんまり意味がわかんなくて、原作を読んだらドはまりでした。
人類史上に残る名作だと思います。
ぜひ、3001年まで行ってほしい!!!!


『ラーマシリーズ』アーサー・C・クラーク 著

太陽系外から、非自然物と思われる物体がやってきて、内部の調査を始めるところから物語が始まる。
未知との遭遇のワクワク感と想像を超える展開が読んでて震えが止まらなかった。
人類が宇宙へと出ていく壮大な物語なんだ。


『ダーク・タワー』スティーヴン・キング 著

キングが30年ほどかけて書き上げた超長編ダークファンタジー。
今までに知った物語の中で私が最も面白いと思っているお話です。
詳しくはこの記事を読んでほしい。


トリイ・ヘイデンの本

『シーラという子』に代表されるトリイ・ヘイデンの本もたくさん読んだ。
アメリカの特殊学級の先生のノンフィクションと、フィクションいくつか。
虐待された子とか、特別なケアが必要な子とかとの交流の物語。
自分がダウン症の子の母親になるとは知らないころにたくさん読んでたんだよね。
今、すごく助けになっている。


井沢元彦の本

井沢元彦の本もたくさん読みました。
全面的に賛同できないところもあるんだけど、歴史ミステリーは神がかって面白いです。
特に、謎の歌人 猿丸大夫といろは歌の謎に迫る『猿丸幻視行』と、天智天皇と天武天皇の謎に迫る『隠された帝―天智天皇暗殺事件』、ヒミコの死の謎に迫る『卑弥呼伝説』をおすすめします。


◆現在、最も気になっている作家

つくしあきひと氏です。

『メイドインアビス』という漫画の作者です。
この物語…本当にものすごいんですよ。。頭の中がどうなってるのか知りたいです。


◆ぜったいに読みたい本

もしも手塚治虫が蘇って『どろろ』の続きを書いてくれたら読みたいです。


◆持ってることが自慢できる(?)お宝本

“月刊マガジン少年 別冊” とか、“デュオ別冊” とかの『火の鳥』
昭和50年代発行。
ボロボロだけどな。


◆実際に会って話をしてみたい作家はいますか?

(既に亡くなった作家も含む/外国語の言葉の壁はないものとする)

手塚治虫とスティーヴン・キング


◆今までに読んだことがあるもので「これ自分がプロになって書き(描き)たかったやつ!」と強烈に感じた作品

『アンダー・ザ・ドーム』スティーヴン・キング 著

これ日本で発売されたの、2011年4月だったんすよ。
震災直後っつうのがタイムリーすぎて…。しかも内容がめっちゃ私がいつも考えてることだったの。
震えながら読んだ記憶。
ドラマ化もしたけど、そっちはいまいちだったな~。。。


◆生まれ変われたらなってみたい既存の作家

『東京喰種トーキョーグール』の作者 石田スイ氏です。

漫画描きたいです。


◆定期的に読み返す本

『IT』スティーヴン・キング 著

ホラーの帝王が繰り出す「ホラーとは何か」という哲学。

主人公の子供時代、大人時代があるので、10代、20代、30代で読み返すと違った風景が見えます。
んで、そろそろ、私は《IT》目線で読めるかもw


◆一度読んで、これ以上はいいかなと感じた本/作家

村上春樹…。

ひえ~ごめんなさい~!!!


◆ぶっちゃけ苦手な分野の本/作家

具体例はあげませんが、心温まる感動のストーリーとか言って薄ぺっらいやつ。


◆ぜひ映像化してほしい本/作品

『ダーク・タワー』スティーヴン・キング 著

映画化したんすけどね、、いやそうじゃなくて…。
がっつり全部、『指輪物語』みたいにこの世界観を映像化してほしいです。

なんでキング原作の映画ってこうなっちゃうのかな。。。

私はこのとんでもねぇ物語をできるだけ多くの人に知って欲しい。
本読まない人にも!!!!


◆ぜったいに映像化して欲しくない本/作品

特にはないのですが、『進撃の巨人』の実写版みたいに原作を冒とくするようなことはしないでほしいのです。


◆「巨匠」という言葉からイメージする作家

手塚治虫
スティーヴン・キング
アーサー・C・クラーク


◆「偏愛」という言葉からイメージする作品/作家

わからない…


◆ 一週間入院する自分と同年代の友人に差し入れるならこれって本/シリーズ

『はたらく細胞!!』清水茜 著

今、俺の体の中はこうなってる…とか想像しながら入院生活する。


◆ 外国に移住する自分と同年代の友達へプレゼントするならこれって本/シリーズ

『ジパング少年』いわしげ孝 著

日本の管理教育に違和感を頂いている高校生の主人公が仲間と共に日本を脱出。
南米ペルーへ渡り、伝説の黄金郷エル・ドラドを探しに行く…。
破天荒グレートジャーニーなのだ!!


◆元気を出したい時に読む本/作家/ジャンル

現実逃避できるハイファンタジーかハードSF


◆もし自分がオーナーになったらこんな店にする!という妄想の本屋

SF・ファンタジーなど偏ったジャンルばっかり置いてる店。
これが好きならこれも好き?コーナーが充実。

音楽もセットで売ってたり。


◆いま思いつく「オールタイムベスト10冊」

私の世界観・宇宙観を変えてくれた本です。

<日本語の作家>

・カンガルー・ノート(安部公房)
・壁(安部公房)
・ワールズ・エンド・ガーデン(いとうせいこう)
・吉里吉里人(井上ひさし)
・ガダラの豚(中島らも)
・夢十夜(夏目漱石)
・冥途(内田百閒)
・水底の歌 柿本人麿論(梅原猛)
・脳と仮想(茂木健一郎)
・月に吠える(萩原朔太郎)

<日本語以外(翻訳)>

・2001年宇宙の旅シリーズ(アーサー・C・クラーク)
・星を継ぐもの(ジェイムズ・P・ホーガン)
・コンタクト(カール・セーガン)
・タイタンの妖女(カート・ヴォネガット)
・蟻(ベルナール・ウェルベル)
・ダーク・タワー(スティーヴン・キング)
・指輪物語(J・R・R・トールキン)
・鏡のなかの鏡―迷宮(ミヒャエル・エンデ)
・ソフィーの世界(ヨースタイン・ゴルデル)
・オーランドー(ヴァージニア・ウルフ)

<漫画>

・AKIRA(大友克洋)
・童夢(大友克洋)
・風の谷のナウシカ(宮崎駿)
・火の鳥(手塚治虫)特に「太陽編」「異形編」
・どろろ(手塚治虫)
・ぼくの地球を守って(日渡早紀)
・銀河鉄道999(松本零士)
・鉄コン筋クリート(松本大洋)
・ドラえもん(藤子・F・不二雄)
・天上の虹(里中満智子)

ひとつひとつ熱く語りたいけど情報過多になるので割愛します!!!!!


以上です☆彡

いまちょうど、レビューアカウントの方で、書籍のレビューもやっていこうかなって思ってたところなので、振り返りできてよかったです。

好きな本って羅列していくと膨大な量になってしまって絞るのが難しかったです。
子育てが落ち着いたらまた本の虫に戻るんだろうな私…と思ました。

闇夜のカラスさんありがとうございました。

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