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131日後の私


シーズンが終わって、引退発表をして…


いつの間にやら、サッカー選手ではなくなっている私がここにいます。


あれ?131日にどうのこうの言ってたのはどこいった???

という方もいるのではないでしょうか。



今回は

131日後にピッチで活躍すると言っておきながら、結果を残せなかった私が

この131日という期間で何を学び、何を得たのかを書いていこうと思います。




自分に対して"どうせ"と思わなくなった


まず最初に思いつくのは

単純に、サッカーが上手くなりました。笑



書き続けるほど、あ、自分やれるじゃん。

上手くなってる。これならいける。


そう感じることが出来るようになりました。


そりゃそうですよね。

前日の練習を振り返って、意図はなんだろうと考えて、自分のプレーの良かった所・悪かった所を次にどう繋げるか考えて…

それを文字に残していき、続けていたら

どんどん良くなりますよね。



でも最後、131日目にピッチに立たなかったのも

実力不足です。



131日で確実に上手くはなったけれど

131日目にコンディションを最高潮に持っていけるよう自分をコントロールできる程にはなれなかった。


実はあの時、調子があまり良くなかったです。

練習からどこを直したら良くなるか、必死に考えて、なんとか試合に出られるように立て直そうとしたけれど

間に合わなかった…



でも前の私と違うのは、そこで私はダメだ、どんだけ頑張っても無理なんだ

とは思わなかったこと。


自分は何をしても上手くいかないと

呪いのように思っていた私はもういません。



実際、そうやって続けてきた結果

皇后杯の週の練習は絶好調でした。
(この時の話はまた今度)


最終戦に間に合わせられなかったので、131日目にピッチで活躍する姿を期待してくださった方には、申し訳ない気持ちです。


ただ、私は上手くなった。

そう思えるし


そう言い切れるだけの

"自信"も手に入れる事ができたと思います。




とにかく変化


この1年で

何度も新しい自分になった、と思います。


オフシーズンよりもコロナ期間

コロナ期間よりシーズン中

シーズン前半よりシーズン後半


試合を重ねるごとに

新しい立場、新しい感情、新しい物事の見方、新しい考え方を知り


書けば書くほどに

自分がアップデートされていく感覚がありました。


最初の方に書いてあったことに

なるほどなぁと思うこともあれば


今の私だったらこう考えるな…ということもあります。



131日の間に

自分でびっくりするようなドス黒い感情になったこともありました。

自責と他責に挟まれて、どうしたら良いかわからない時もありました。

愚痴しか出てこない時期もありました。



でも、全部が今の私には繋がっていると思います。



それもこれも、書き続けていたから

この131日後にピッチで活躍するサッカー選手を始めたから

経験できたことです。



このノートを始めて、私が変わったからこそ

変化を怖がらなくなりました。



変われば変わるほど

見える世界は広くなり

自分の至らなさも感じます。



ここがスタートラインだなぁと

今は思っています。




好きが、できるに


私は元々本を読むこと、文章を書くことが好きでした。

だから、就活の1番最初は出版社を志望していました。


でも就活を進める中で

"好きな事とできる事は違うんじゃないか?"

と思って、出版社はやーめたとなりました。



でも

131日間、毎日書いたわけではないけれど


常にnoteの事が頭にある状態で

いつもどんなことを書こうか考えていて


そんな中で無事終わりを迎えることができた。



そこで気がつきました。

"私、文章を仕事にしても苦じゃなさそう"


noteが何日も溜まった時も

頭の中に書きたいことはあったので、あまり焦っていませんでした。

忙しくても、noteに時間を割くことが嫌ではありませんでした。


何より

自分の言葉を文章にするのは楽しかったし

自分の文章を人に読んでもらうことも楽しかった


そして、最後まで書き続けることができた。



ただ好きだっただけのことが

私の中で、"できること"に変わりました。



これから先、出版社で働くことがあるのかどうかはわからないけれど

自分の文章で、私以外の人のことを伝えてみたい、とも思います。


私の文章で、他の誰かを幸せにしたい

という新しい目標も出来ました。



そう思えたのも

私が実際に行動したからで

このnoteを書き始めたからです。


やりたいこと、出来ることなんて、わからないんです。最初は。



不安がいっぱいな状態で始まったこのnote



書き続けられないかもしれない。

読んでくれる人がいないかもしれない。

結果を残せないかもしれない。



でも、できるのかもしれない。


わからないから、まずやってみる。

不安な気持ちを抱えたまま、一歩を踏み出してみる。


このnoteをやり始めたあの頃の私に、拍手を送りたいです。




結論 やって良かった



今回、結果を残せなかったけれど

これを始めたことで、応援してくださる方の温かさを感じることができ

自分自身の確かな成長を手に入れることが出来たと思っています。



このnote自体も

私の想像よりも多くの方に読んでいただけました。


引退の発表が出た後に

"サッカー選手でいてくれて、出会ってくれてありがとうございました。"

といってくださったサポーターの方がいました。



こんな無名の、万年メンバー外だった私を

サッカー選手にしてくれたのは

ファン、サポーターの皆さんです。



一番最初に書いた

"共に歩んでください"の言葉を


受け入れ、

一緒に歩んでいただき

ありがとうございました。



私はとても幸せです。





最後にはなりましたが

"131日後にピッチで活躍するサッカー選手"

…これを生み出し、後押しをしてくださった



新井一平さん

https://twitter.com/arai_ippei?s=21

吉野有香さん

https://twitter.com/yukachin_next?s=21


心から感謝申し上げます。

本当に、ありがとうございました。


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