【リモートワーク】在宅ワーカーの私がルーティンにしていること
新型コロナウイルスの流行でリモートワークになり、1日家にいる方が増えています。会社のオフィスでの仕事とはだいぶ勝手が違うので、戸惑う方も多いでしょう。
私はもともと引きこもり専業主婦からのエブリデイ在宅ワーカーですから、この生活は普段通り。約30年子育てしながらそんな生活をしてきたので本当に何も変わっていません。
あ、ジムやカラオケには数ヶ月行ってませんね……(遠い目)
そんな引きこもり在宅ワーカーの私が、長年朝一番にルーティンとして必ず続けてきたことが2つあります。
1.雨戸(カーテン)を開ける
2.すぐ出かけられる衣服に着替える
「なんだ、そんなことか」と思われる方もいるでしょうが、これ、意外と大事です。特に、昼夜逆転気味で時間の概念が崩壊している私にとっては。この3つのルーティンが、引きこもり生活による廃人化をかろうじて阻止しているといっても過言ではありません。
また、それらのことをやると家にいてもオンとオフの区別がつきやすく、日中に活動しやすくなることも確かです。
そこで、それぞれのルーティンが定着した背景と、そのメリットについてお話しします。
雨戸(カーテン)を開ける
まず、「朝一番に雨戸を開ける」です。雨戸がないお宅の場合は「カーテン」に置き換えてお読みください。
・朝一番に雨戸を開ける理由
これがルーティンになっている一番の理由は「雨戸を開けないと私の中でオンのスイッチが入らない」からです。
自分が寝ている部屋は、自然に朝の光を浴びて目覚められるように雨戸を閉めていません。しかし夜間人がいなくなる居間の雨戸は、防犯上の問題から毎夕閉めています。
朝起きて居間の雨戸が閉まっていると、普通に暗いです。せっかく寝室で朝の光を浴びて目が覚めたのに、また眠りにつきたくなります。あと、純粋に暗い部屋は気持ちまで暗くなるので嫌い……
超早起きの家族が既に起きていますが、なぜか部屋が暗くても平気な模様。なぜおまえは平気なんだ……体がオンモードにならんだろう!と、毎朝半ギレ気味で雨戸を開けます。
・朝一番に雨戸を開けるメリット
朝一番に雨戸を開けることのメリットは、雨戸を開けることで心身がオンモードになることです。
たとえば、明け方まで作業する羽目になり、頭がぼーっとした朝でも、雨戸を開けるといったん頭がオンモードに切り替わります。おかげで、不規則ながら昼夜反転の生活はまぬがれています。
ちなみに、夕方雨戸を閉めるのもルーティン化していますが、これは私にとっての「オフ」の儀式となっています。
すぐ出かけられる服装に着替える
もう一つは、「すぐ出かけられる服装に着替える」です。「すぐ出かけられる服装」とは、それで地方都市の繁華街に行っても違和感がない程度の服装です。
・すぐ出かけられる服装に着替える理由
私が長年、いつでも朝一番ですぐでかけられる服装にしている理由は2つあります。
1.子どもの頃からその習慣が染みついている
私が育った家庭では、家族の誰一人として寝間着や部屋着などで1日を過ごすことがありません(病人以外)。また、親族でもそのような衣類で過ごす人はごく少数です。
もちろん、家にいる時でも「すぐに出かけられる服装」に着替えて過ごします。たとえ1日中家の外から一歩も出ない時でも……です。
そのことから、私も自然にそれがルーティンとして身に付きました。
まあ、さすがに子どもを産んでから3週間は、「寝間着で寝てろ」と言われたのでそうしていましたが、その後は病院や買い物に出かけられる服装に着替えていました。
そうしないとなんだか気持ち悪いんですよ。一度染みついた習慣って取れませんね。
2.田舎の朝は早い
もう一つの理由が「田舎の朝は早い」。ホント、田舎の人は早起きです。夜行動物の私には信じられません。
下手すると朝7時8時台から町内の奥さんがピンポンして何か持ってきてくれたり、町内会費を取りに来たりしますからね……ノーメイクはマスクと眼鏡でごまかせますが、衣類だけは「あ、こいつまだ寝てたな」とまるわかりです。
そんなことになった日には、口うるさい老婦人方が近所中に「あそこの奥さん家にいるのにあんな時間まで寝てろくに家事もやってない」などと言いふらします(実話)。田舎怖い……
また、9時前後の時間帯は、私が必ずその時間帯は家にいると知っている宅配業者や、お掃除用品レンタルの訪問定時となっています。
お掃除用品の方は日が決まっているのでいいんですが、問題は宅配業者。特に最近は通販利用率が急増し、毎日のように宅配業者がAmazonやらメルカリやらの荷物を持って来るので気が抜けません。
そんなわけで、田舎にいると家にいてきちんと身なりを整えておく必要があるのです。
・すぐ出かけられる服装に着替えるメリット
かくして、消極的かつ受動的な理由で毎朝必ず「すぐでかけられる服装」に着替える私ですが、在宅ワークを始めてからそれが非常に大きなメリットだと気づきました。
まず、いつでも出かけられる体制を整えると頭がオンモードになり、仕事に取り掛かりやすいです。
また、途中でダレてしまった時は「気分転換に外に出よう」と思いますが、身なりを整えていればすぐ買い物や散歩などに出かけられます。
時間を守れないADHD気質の私が〆切をきちんと守れているのは、その習慣によるところが大きいと思います。きちんとした服装で過ごしていると仕事にも集中しやすいんです。
それが功を奏して、いつもたいてい前倒して原稿を納品でき、その品質も一定に保てています。おかげで約3年を筆頭とする長期継続案件が増え、こんな状況でも仕事が途切れていません。ありがたや。
とりあえずまとめ・在宅ワークでも雨戸を開けて着替えた方がいいよ
……とまあ、そんな感じで私は在宅でもオンとオフの切り替えに(とりあえず)成功しています。在宅ワークでついダレがちな人にはぜひおすすめしたいです。
もちろん、部屋着や寝間着でも在宅ワークはできます。
しかし、私は年配者で古い人間ですから、「企業で働くクライアントさんがきちんとした身なりでいるのに、こちらがオフみたいな恰好でいるのは失礼ではないか?」と思うんですよね……
そもそも、営業で取引先のところに行くのに部屋着で行きますか?行きませんよね。在宅ワークだってその心構えは持っていたいものです。
部屋に外の光が入るようにして身なりを整えれば気持ちもシャンとしますので、ぜひ試してみてくださいね。
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