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毎日ものを書いてみようと思ってから、二度目の投稿忘れ。なかなか難しいものです。長い文章を書く時間を取るのは難しいから、日々、周りに目を向けて、自分の心が感じていることに目を向けて、思ったことをそっとこの場所に取っておくようにしよう。
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『蜜蜂と遠雷(下)』恩田陸 読了
あっという間に読んでしまった。小説を読むのは久しぶりだったけれど、この本を読んだおかげで、また小説を読みたいなと思えた。
登場人物が、誰かの演奏を聴きながら、演奏とは直接関わらないこと、例えば思い出とか、記憶に残っている場所とかを頭に浮かべてしまって、そこから自分の哲学とか生き方とかについて考えている描写が、好きだった。
それは自分もよくしてしまうので共感できた。
音楽もそうだけれど、映画や
いろいろな人がいろいろな解釈をしていろいろな方法で表現していて、見た人がいろいろな感動の仕方をする
『蜜蜂と遠雷』の中で、コンクールに参加した登場人物たちが、同じ課題曲について、それぞれに解釈し、演奏する場面が出てくる。
それで審査員は、それぞれの解釈と、それぞれの表現方法に、毎度違う感想を持ちながら感動していて、その感動表現が面白い。
うわぁ、こんなにいろんな人がいて、同じことに対していろいろな解釈をして、それをいろいろな方法で表現して、それに対する感動の仕方もいろいろあるもんだなぁと驚く