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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ピアノアルバム収録も行なわれた所沢市民文化センター「ミューズ」を訪ねる【2022GW:05】

今回は埼玉県所沢市にある所沢市民文化センター ミューズというところに音楽を聴くためにやってきました。いつもの自転車で!

このミューズ(MUSEとも表記)は埼玉県所沢市を代表する音楽施設であるらしく、そのホールの音響は大変素晴らしいものであるそうです。

アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ピアノアレンジアルバム「Though Seasons Change ~Violet Evergarden Piano Memories~」のピアノ演奏と録音をされた佐藤浩一さんは、4月27日の「音楽熱想フェス」お祝いコメントにて次のように述べておられます。

「僕は初めて行ったところだったんですけれども、ピアノの響きがものすごい気持ち良い、素晴らしいホールでした」

佐藤浩一さんはミューズ内のキューブホールという小ホールでこのアルバムの演奏、録音をされたとのこと。

そのミューズにやってきました。

この写真はアークホール(大ホール)

今回やってきた目的はこれ。

所沢マンドリンクラブの第42回定期演奏会。とはいえ私がそんなマンドリン好きかと言うとそんなことはありません。むしろマンドリンがどんな楽器かすら良く分かってなかったし!

こんな楽器みたいです。琵琶みたい…と思ってしまうのは気のせいか。

この演奏会に私の知人のクラリネット奏者である加藤慶子さん(所沢市民吹奏楽団に所属)が出演し、「クラリネット・ポルカ」なる曲を吹くとのことだったので、それならひとつ行ってみるかと参上した次第です。あの「ヴァイオレット」のピアノアルバム演奏収録が行なわれたというミューズがどんなところなのか一度見てみたいという気持ちもありました。

とはいえクラリネットがどんな楽器かもよく知らなかったのですが…。

なるほど、見た目は豪華で立派な笛なのですね(失礼…楽器上の定義でいうと「木管楽器」にあたるということくらいしか知識がありません)。私の中でクラリネットというと、ドとレとミとファとソとラとシの音が出ない楽器という印象しかないのです(加藤慶子さんごめんなさい)。なおここでいきなり独白してしまうと、ン十年前の私の初恋の相手はクラリネット奏者でした。結局その恋は実ることなく終わったのですが、その原因は私のこうした無理解にあったのかも知れません…。

さて、そのホール(今回は大ホールのアークホール)はこちらです。

うわー、なんかめちゃめちゃ荘厳な雰囲気のところに来ちゃったぞ…。でもこれは、なんだか音響良さげな気がするよ!!

ここの音響について、先にご紹介しました所沢市民吹奏楽団の加藤慶子さんからは次のようなコメントをいただきました。

とても良いホールですよ。残響が多くて響きが気持ちいいです。
演奏していて気持ちの良いホールであることは間違い無いです。
客席から見ても舞台から見ても、綺麗でいつもうっとりします。

加藤慶子さんはここで何度か演奏されているそうなので、そのお言葉には説得力があります。

演奏家の方々が高く評価されているのは分かったけれど、後は私自身がどう感じるかだなぁ。ともかく聴いてみないと始まらない!ということで、私にはいささか場違いな雰囲気ではありますが、ともあれ演奏に身を委ねてみることにいたしましょう。

この演奏会はマンドリンクラブというだけのことはあり、マンドリンを中心に編成したオーケストラとのこと。なんとマンドリンが27人もおられます。連なり反響するマンドリンの音色は大勢で鳴らしている割には静かで、なんだか水面に広がる波紋のように私には感じられました。

お目当ての加藤慶子さんは第2部のトップバッターにて登場。うわーめっちゃキレイなドレス着とる!しかもソロ?そして所沢市民吹奏楽団のコンサートミストレスとのこと。そんな大役だったなんて知りませんでした。ここにその姿を載せることができないのがとても残念です…。そして演奏が始まって分かったのですが、その「クラリネット・ポルカ」って曲、私にとっては仕事でたびたびBGMに活用しているとても馴染み深いメロディーだったのです。そんな曲名だとは知りませんでした。クラリネットがどんな楽器かも知らなかったし、どんだけモノ知らないのよ私って感じですね。

クラリネットはその見た目の豪勢さとは裏腹にとてもかわいらしい音を奏でる楽器で、あぁこれ間近で聴いてみたいなぁという気持ちになりました。そういえば私、オーケストラで使用されるこうした楽器がどんな音を出すのかとか、いままで考えたこともなかったなぁ…。

演奏中に撮影するわけにはいかないから、どうしても文字ばっかりになってしまいますねこの記事(周りに撮影してる人いっぱいいたけど、少なくともクラシックコンサートみたいな会場でシャッター音が鳴るような撮影はやったらダメだと思っています)。とりあえずもう1回ホール内の写真を載せておくとしましょう。

ということでマンドリンクラブの皆様、私にとってはとても新鮮で不思議な音色でございました。そして加藤慶子さん、クラリネット演奏とても素晴らしかったです。加藤さんが呼んでくれなかったら私がミューズに着目することもなかったので、その意味では感謝しています。御礼の気持ちを込めて、今度6月19日にミューズのアークホールで行なわれる所沢市民吹奏楽団のコンサート情報貼っておきます。

このポスター画像をクリックすると定期演奏会情報のページへ

音響については良かったと思います。私は今回、「ヴァイオレット」ピアノアルバム収録が行なわれたキューブ(小ホール)の方でなくアーク(大ホール)の方だったので、佐藤さんの感じ方と同じだったかは分かりませんが、音の響きが心地よいという感じは確かにありました。

ただあとはまぁ、こういうのは経験値ですよね。私自身そんなにライブとかコンサートに行った回数が多いわけではないので、たくさんの知見の中から比較できるような評価軸を持っていません。屋外だったら私の中で最強って言えるのは山梨県のステラシアターなのですが、屋内はどうだろう?ここ、所沢のミューズはかなりイイ線行ってると思うんだけどな。

でもこれから私なにかと音楽鑑賞の機会増えそうなので、よりこういう場に慣れ、自身の経験を高めていきたいと思っています。いやはや音楽の授業を適当に聞いていたうえに強制参加の音楽鑑賞会すべて寝ていたツケをいまになって支払っている心境ですよホントに。こういうの聴きにくる未来があるとは思わなかったよねぇ…。

なにはともあれ、またミューズにやってきます!この愛車で!!
I shall return!!

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