子どもの頭をよくするための『あれ』
ありがとうございます。元中学校教師のちーたろう先生です。
私の記事では、子育てに奮闘するお母さんやお父さんに向けて、今日からすぐに使える教育法や、大人にも通じる学習方法などをお伝えしていきます。
今回は【子どもの頭をよくするための『あれ』とは】というテーマでお話します。
子どもには頭が良くなってもらいたいと思うものです。しっかり勉強して、不自由なく将来の選択をしてほしいですよね。
頭が良くなるためにはたくさん勉強してもらわないと・・・とその前に。幼少期から子どもの頭を良くするためのポイントがあります。
そのポイントとは『指先』です。幼少期にたくさん指先をつかっているかどうかが重要です。
【指先を動かすと頭が良くなる】
指先を動かすと頭が良くなると言われていますし、なんとなく知っている方もいるでしょう。しかし、なぜ指先なのでしょうか?
子どもは赤ちゃんのうちから指をつかいます。自分の指をくわえたり、親の指をにぎったりします。
そうすることで神経が発達し、より複雑の動きをすることができるようになります。それだけ、指先を動かすということは繊細でかつ高度なことです。
そして、指先と脳は繋がっています。指先をたくさん動かすと、脳が活発に動き、思考力や記憶力も活性化します。
つまるところ、子どものうちから指先をたくさんつかうようにすると、脳が大いに発達します。
【指先をつかった遊び】
子どもの遊びの中で指先を使いましょう。例えば、
●ガラガラ ●積み木 ●ブロック
●シール張り ●お絵かき ●折り紙 など
知育おもちゃは持ち上げたり、放したりするなど、指先を使うことが多いので、理にかなっていますね。
小中学生くらいなら、
●ペーパークラフト ●プラモデル
●アクセサリー作成 ●パズルや知恵の輪 など
より繊細な動きが求められるようなことをするのもいいでしょう。
最近では、幼少期のうちからスマホやタブレットを使用させる親も多いです。スマホやタブレットも使用方法によっては効果的なのでしょうが、指先を使うかどうかというと、ほとんど動かしません。
動かすと言っても、縦や横にスワイプする程度。これは指を動かすというよりは手首や腕です。
動画視聴は手っ取り早いですし、子どもは集中して動画を見るので、親が忙しい時にはとても便利なのですが、それだけに終始することなく、指先をつかうような遊びも取り入れましょう。
【日常生活の中で指先を】
普段の生活の中にも指先をつかう場面は多くあります。
●食事:カットしたフルーツや野菜は、手でつまんで食べることで、指先をつかうことができます。
●衣服:ボタンの着脱には子どもには難しい指の動きです。子どもにラクをさせようと、ファスナーに頼らないようにしましょう。
●くつ:幼少期はマジックテープのくつを履かせることが多いですが、年齢に合わせて紐靴にしてみましょう。できれば、毎回結びなおすようにするといいですね。
●習い事:ピアノやバイオリンなど、楽器の習い事では指をたくさん使用します。音楽センスや右脳の発達にも繋がりますし、いいことばかりです。
上記のように、指をつかう場面は多くあります。子どもから指先をつかう機会を奪っていませんか?今一度、見直してみましょう。
【まとめ】
今回は指先を動かすことで脳が発達するという話をしました。
●指先は脳とつながっているので、指先を使えば使うほど、思考力や記憶力がアップする。
●指先をつかう遊びを取り入れたほうがいいので、今あるおもちゃを見直しましょう。スマホやタブレットでの動画視聴はラクですが、頼りすぎはNGです。
●日常の中にも指先をつかう場面はあります。子どもができないからといって、指先をゆかう機会を奪うのはお勧めしません。
指先を動かすことは大人にとってもいいことです。介護施設では、ボケ防止に指先をつかった活動をしますし。
大人も積極的に指先をつかっていきたいですね。ピアノやギターを始めてみるとか、パソコンをつかう機会がない人はタイピングで日記を書いてみるとか、やれることは多いです。
指先を動かしてみんなで脳トレしていきましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?