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20キロ減のダイエット成功!秘訣と学び

私の勤めている会社の社内報にてインタビューしていただきました。オフタイムの過ごし方をご紹介するシリーズです。業務とは関係のないプライベートな内容ですので、自己紹介としてこちらにて紹介させて頂きます。

以下、記事から引用。

今回は、筋トレと食生活の改善で20キロ減のダイエットに成功し、新しい生活習慣を身に付けた内藤千紗子さんにお話を伺いました。

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異動先での再出発に向けて「REBORN」

「いつかは痩せた自分も見てみたい」とは思いながら、実際にダイエットしたことは一度もなかったという内藤さん。パーソナルトレーニングジムの「ライザップ」に通い始めたきっかけは、会社の組織再編だった。

2019年当時、A社のグローバル部署の一員だった内藤さんは、会社の事業再編に伴い、6カ月の準備期間を経てA Global社(仮名)へ異動を見据えていた。

「自身の業務もガラッと変わり、会社が生まれ変わるこのタイミングで、自分もREBORNしようと思ったんです。自分の人生をいろいろと見つめ直してみて、『いつかは』と思っていたダイエットに挑戦することにしました」

当初は2カ月で5キロの減量を目標にしていたが、うまく体重が減って手応えをつかむと、標準体重になるまで続けてみよう、せっかくならライザップの「ボディメイクグランプリ」に出場してみよう、と目標を引き上げ、楽しみながら続けることにした。

「5キロ痩せると体が軽くなったと感じるし、7キロ痩せると背中など自分では見えないところもシルエットが変わってきます。周りから『すごいね、細くなったね』と言われるようになって、痩せることを一層ポジティブに捉えられるようになりました」

半年で一気に13キロ落とすと、その後はペースを緩めてじっくりと減量。一時は、当初の体重から20キロ減にまでなったが、今は体調が最もいい17キロ減の水準にあえて戻し、キープしている。また、単なる痩身ではなく、適度に筋肉質でメリハリのある体型を目指す「ボディメイク」を現在も継続中だ。

初挑戦で大成功できた理由はラクロス経験!?

初挑戦のダイエットがこうも大成功したのには理由がある。内藤さんの素質と努力、プロのトレーナーに師事したこと、周りの人を巻き込んだこと、自分を楽しませる工夫をしたことなどが勝因といえそうだ。

実は、内藤さんは大学時代にラクロス部でゴーリー(サッカーでいうゴールキーパー)として活躍、U-21日本代表にも選出されたバリバリの体育会系。169センチの恵まれた上背を生かしながら、代表入りに向けて努力を惜しまなかった。自分で決めたことを毎日飽かずに続けられる“努力の天才”ゆえに、高いレベルでプレーできたともいえる。

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クラブチーム日本選手権決勝にて。左側が内藤さん

大学卒業後もクラブチームで競技を続け、チームは全国2位の成績を収めたこともある。また、母校のコーチや日本ラクロス協会の強化担当スタッフを務めた。海外トレイニー制度で渡英する前に、後輩に後を託したが、ロンドンでも選手としてクラブチームに参加。ドイツ遠征まで経験した。現在は応援だけにとどめているが、ラクロスとの関わり方からも、何事も途中で投げ出さない内藤さんの生きざまがうかがえる。

勇気を出して、減量中であることを周りに伝えたのも大きかった。2019年1月からライザップに通い始めた内藤さん。当時は友人と食事や飲み会に行くことも多かったので、外食でも食事制限を貫くなら事情を話す必要があった。

「ダイエットってコンプレックスから始める人が多いので、誰にも言わずにこっそり取り組む人も結構いますよね。でも、できれば周りに言ってしまった方がみんな協力してくれるし、気持ちも楽です。私は居酒屋でも、どれが食べられるかな?って楽しんで選んでいました」

低糖質な料理を作って友人とホームパーティーをしたり、「ダイエットグルメフェス」に出かけたり、海外出張で飛行機に乗るときも糖尿病患者向けの機内食をオーダーしたり、内藤さんは周囲の理解と協力の下で、明るく取り組みを続けてきた。

朝食はバスタブでくつろぎながら取る!

トレーナーのアドバイスも、自分にとって無理のない形で楽しく取り入れた。

「ライザップでは最初に、朝食を取る、お風呂に20分以上浸かるなどのメソッドを教わりますが、私はそれまで朝食を取る習慣がなかったし、朝、シャワーを浴びるスタイルだったので、どうしようかと思いました。『無理です!』と言ったらトレーナーが『じゃ、お風呂でご飯食べていいですよ』って。多分それは冗談だったんですけど、本当にやってみたら、温泉でお酒を飲んでいるかのようなリッチな気分になれました(笑)」

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バスタブでの朝食に使う食器はダイエットを応援してくれている友達からのプレゼント。ビタミンカラーで元気に

多くの先人が実証済みのメソッドを、自分のスタイルで生活に定着させた。また、パーソナルジムで顔を合わせる他の会員にも話し掛け、その人の体つきが毎週引き締まっていくのを見て刺激を受け、互いに切磋琢磨できる環境も意識した。トレーニングに飽きないように、トレーナーとも積極的に会話を楽しんだり、最近はYouTube動画で筋トレ風景をライブ配信したりしている。

生活のルールが増えたことも、プラスに捉えた。ボディメイクを始めてから、低糖質蒸しパンを手作りしたり、“鍋活”をしたり、食事制限に対応するため、以前より格段に料理をする機会が増えたという。

「おからパウダーとかプロテインとか、知らなかったものもいろいろ知れました。制限って不便だけど、制限の下でいかに楽しく快適に過ごそうかって知恵を絞るのは、成長の機会になるし、面白いですよね。私はこのコロナ禍も、“コロナ国”に滞在している気分なんです。日本に住んだ、イギリスにも住んだ、今はコロナ国。ルールがまた違うけど楽しんで生活しようって」

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食事に鍋物を多く取り入れる“鍋活”にも時短の工夫。1日分をまとめて作り3食に分けて食べている

自己管理とセルフケアのある生活スタイルに

ボディメイクに挑戦してよかったと思うことを、内藤さんに改めて聞いた。

「体調がとっても良くなりました。寝起きも良くなって、花粉症の症状も改善。冷え性も改善したし、腰痛も治りました。太っていた頃は一日中うっすら眠かったりもしましたが、今はそれもないですね」

また、見た目が変わったことで、他人に与える印象が変わったのを実感している。

「健康や美容の話を友達とするようになって、みんなが興味のある話なんだって初めて知りました。今までは私が関心なさそうに見えるからみんなも話題にしなかったんだと思う。友達が誘ってくれて、眉毛メイクのレッスンを一緒に受けたり、あまり話したことがなかった仕事仲間も、実は健康マニアらしく、ボディメイクのことをいろいろ聞いてきてくれたりして、また少し世界が広がりました」

一時期だけ減量を頑張って終わりにせず、生活のスタンダードを変えられたことも収穫だ。

「ボディメイクって、究極的には食事・運動・睡眠・メンタルの4つを自己管理することです。以前の私は、そのときどきで思うまま行動していて、自分をコントロールする意識に欠けていた。でも、ボディメイクを通して自己管理を覚え、病気の予防や部屋の掃除など、他のことも後々大変にならないように早めに手を打つようになりました。自分の体とは一生付き合っていくので、日頃のメンテナンスやケアはこれからも欠かしません」

仕事のやり方も変わった。以前はがむしゃらにその日できることをできるだけやってしまうスタイルだったが、そのせいでパンク寸前の状態になることも。今は先を見越して準備したり、質の高い仕事ができるように適切なペース配分をしたりできている。

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自宅のトレーニングスペース。スピンバイク・ストレッチポールなどで日常的な運動を継続中

自分が得た知見はみんなに共有する

内藤さんはこれまでのボディメイクでの経験や、効果を実感できたメソッドについて、YouTubeチャンネルで発信している。

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内藤さんのYouTubeチャンネルはこちら

「せっかく頑張って何か学んだのなら、その方法を他の人に伝えたいんです。基本的に私は自分のことを普通の人だと思っているので、普通の人でもこんなやり方で頑張ると結果が出るよ、みたいなことを言いたい。せっかく体験できたことは広めないともったいない気がして」

学んで発信するスタイルは昔からだ。大学時代は、ラクロスのことやU-21代表での活動についてブログで発信し、「ブログの女王」と呼ばれた。

現在は、自分が営業として経験したことをチームメンバーに話すなど、社内でも日々、当たり前に体験・知見の共有を図っている。大学時代TOEIC270点レベルだった英語も、ビジネスで使えるレベルまで数年かけて習得し、現在はグローバル人材として、勉強会などを開いている。

「この性格、今の仕事には結構向いているのかもしれないなって思います。私たちA社の法人営業って、既存のサービスそのままではなく、お客さまのニーズに合わせて都度作り込んで提供することが多い。社内の商材のこと、世の中のこと、両方学びつつ、お客さまと『今この業界はこうで、ならばこうしていけるといいですよね』と対話しながら提案していくことになるので、やっぱり“学びながら発信”できる能力は重要ですよね」

内藤さんから皆さんへ、挑戦と宣言のススメ

体が軽くなったので、月1回の恒例行事にしている登山もますます楽しい。一緒に登るメンバーの最年長は74歳。健康を維持して、自分も彼女のように年齢を重ねても山登りを楽しみたいと思っている。体をしぼってから、ハーフマラソンを初完走したのもいい思い出で、将来はフルマラソンに挑戦するつもりだ。

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英語、ボディメイクと物にして、次に何に挑むかはまだ決めていないが、何をするにせよ、自分の学びとみんなへの共有をセットにするやり方は今後も続けたい。

最後に、A社で働く仲間へ、内藤さんからこんなメッセージをもらった。

「何かやりたいことがある人は、今の自分のレベルに関係なく堂々と表明して、自分が楽しめる環境をつくってチャレンジしてみてください。きっと周りも応援してくれるはず。もしも協力してくれる人がいないなら、私に言ってくれてもOKです。私が一緒に頑張ります! 引き続き応援してくださる方は、YouTube動画のチャンネル登録をよろしくお願いいたします!」

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英語版はこちら Please click URL below for the English version.


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