2022年7月 ポーランドの古都クラクフは穴場的おススメ
さて前回(↓)の続き。
フランクフルトから早朝の便でポーランドの古都クラクフに向かいます。
前回も書きましたが、2022年の夏の欧州は戻った需要でオペレーションがパンク、中でもルフトハンザ航空とそのハブであるフランクフルト空港は大混乱!8時台のフライトだったので、早めに向かい、6時過ぎにはセキュリティを通りました。早朝だったからか、混乱はなく一安心。
搭乗ゲートで、一人の女性(Cさん)と合流します。
実は私も、フランクフルトで合流したY子ちゃんも、こちらのCさんとは初対面。本当はここにY子ちゃんとCさんの共通の友人であるK子さんがいるはずだったのですが、仕事の都合で参加が叶わず、Cさんはまったく初対面のY子ちゃんと私と一緒にクラクフ、そしてアウシュビッツを周る旅に出ることになったのです。なかなか面白い展開w
ちなみに私が安倍元総理の襲撃事件の第一報を耳にしたのはこのゲートでのことでした。この時点では「心肺停止」という報道。心がざわざわしながらクラクフへ飛びます。
空港からは鉄道でクラクフ中央駅へ移動します。
時間はたったの20分!フランクフルトでもそうでしたが、空港から主要な駅までが近いと、観光しやすいですよね。その点成田空港は「エクスプレス」で1時間はかかってしまうというのは、観光客にとっては痛手です。観光の時間が削られてしまうし、長時間フライトの後に長時間鉄道に乗るのは体力的にもしんどい。
料金は約400円。安い!フランクフルトと同じく改札のないつくりで、ホームに券売機もありますが、電車内でも車掌さん?が回っているのでそこで購入できます。まだ両替してないよ!と一瞬思ったけど大丈夫。クレジットカードで全然いけます。(この点も日本は…)
サクッとクラクフ中央駅に到着。
クラクフ中央駅は、少し前は隣国ウクライナからの避難民でごった返していたようです。プラットフォームがたくさんあり、ポーランド南部のハブになっているのが分かります。
駅の一時荷物預かりにスーツケースを預け、徒歩で、旧市街へ向かいます。まずはランドマーク的な、中央市場広場へ。
クラクフは17世紀初頭にワルシャワに遷都されるまでポーランドの首都でした。素敵な中世の街並みが残っていて、街歩きがとっても楽しい!世界文化遺産にも登録されています。
「聖マリア教会」「織物会館」などが面する中央市場広場には、たくさんの観光客が歩いていました。観光気分を盛り上げる馬車も走っています。
(ここで、安倍元総理の訃報が入ります。。)
それにしても、涼しい!
Cさんから「寒いかもしれないので上着をお忘れなく」と言われていたものの、スペインで熱波に襲われていた私の想像は及ばす、サラッとしたカーディガンが一枚のみ。。雨も降ってきて、寒い…!結局Cさんに貸してもらった上着を最後まで借りてしまったのでした(本当に助かりました…!)
雨宿りを兼ねて、広場に面したレストランでランチ。観光客向けだろうしね、とあまり期待せず食べてみると…美味しい!
「ダンプリング」=餃子なんだけど、水切りヨーグルトのようなさっぱりしたソースをかけて食べるのポーランド名物が印象的。「pierogi(ピエロギ)」というそうな。
雨も止んで腹ごなしもできたところで、再び散策。
実はポーランドは陶器も有名らしく、歩いていると可愛らしいお店をたくさん見かけます。
夜は、散策の途中たまたま見つけて、そしてたまたま空席のあったミシュラン掲載レストラン、Fiorentinaでディナー!
久しぶりのlady’s nightなこともあり(本当に、オシャレなお店で子なし女子会なんて、いつ以来⁉︎)、話し込んでるうちに「いっけない、もうこんな時間!荷物預かり所、閉まっちゃう!」と中央駅へ猛ダッシュ。
ちなみにお値段は、7品のフルコースにペアリングワインを一杯で€100ちょい。お手頃!
この前に訪れたフランクフルトと比べると、総じて物価は低いと感じました。
無事にスーツケースをゲットした後は、この旅のメインであるアウシュビッツ見学のために、オフィシエンチムという街へタクシーで移動。アウシュビッツでのことは、また別途書きますね。
というわけで、アウシュビッツ訪問も終え、またクラクフへ戻ってきてから訪れた店のことも少し。
総じてクラクフは、物価も比較的安く、英語も通じるしサービスも良く、中央駅から徒歩でいろいろ回れるし、雰囲気が素敵だし、おススメです!
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