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水鳥はにんげんを警戒中 鳥見散歩<T沼編>2/3話 2023年12月

 先日、T沼へ鳥見に行ってきました。

 T沼のカモ類が多いところを歩きました。

 先月、探鳥会で来たときには珍しいカモに会えたのですが、今回は見つけられませんでした。

カイツブリ

 岸辺でヒドリガモがぼーっとしていました。
 こっそり撮ろうとしたら、向こうも気付いていて、気配を消しながらそっと遠くに行ってしまいました。

ヒドリガモ

 ヒドリガモはエサ目当てに人に近寄ってくることが多いのですが、この子たちは違うらしい。
 素っ気なくて好感度が上がりました。

 たくさん来ているカモに圧倒されながら、先に進みました。

カモだらけ
遠くにいたミコアイサ

 しばらくは公園として整備された場所が続きます。
 芝生広場や噴水の脇を通り、防風林に鳥がいないかチェックしましたが、カケスの鳴き声がしただけでした。

 やがて沼まで降りられる小道まできました。
 草を刈って作った細い道で、今まで進んだことがありませんでしたが、行ってみることにしました。

 ほとんど獣道のような道を進んだ先は広い沼辺で、先客は7人程度でした。

 対岸には弁天様が見えました。

 こちら側だと逆光にならないので、知っている人はこちらの沼辺から撮影するのだなと思いました。

 目の前にはオオハクチョウが15羽ほどいて、のんびりしていました。

オオハクチョウ

 ほとんどの人はじっと動かず沼を見守っています。
 この人たちはミサゴという猛禽類を待っていると思われました。

 にぎやかな人たちもいました。
 写真を始めたばかりと思われる若い女性と、その人にカメラを貸した主で、教えているつもりの中年男性。

 「ホラッ、あっちでハクチョウが飛んだ!」
 そう言って女性からカメラを取り上げて自分が撮影しちゃうあたり、残念ハズレで賞。

 その人たちは双眼鏡を持っていませんでした。
 たまに鳥の名前を間違えていましたが、そもそも見えていなかったのかもしれません。
 
 中年男性は遠慮なくマウントしてきそうだったので、私は双眼鏡でオオハクチョウを真剣に見ているふり。

 でも、その人がカメラを振り回すたびにハクチョウがビクッと警戒するのが嫌で、早めに切り上げてしまいました。

 公園を歩きながら、ホオジロを撮らせてもらったりして、最初の弁天様まで戻りました。

ホオジロ

 弁天様の北側に草に覆われた場所があって、そこにハクチョウが来ていました。
 そして、ハクチョウの中にマガンがいるのを見つけました。

 マガン、私の住んでいる地域では見かけないので、わざわざT沼まで足を運んだかいがありました。

3につづく。



こちらの記事がコングラを2つ受賞しました。
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