ハクチョウ、舞う 鳥見散歩<T沼編>1/3話 2023年12月
私の住んでいる地域ではT沼がいちばん鳥が集まるように思います。
まとまった時間があればT沼へ鳥を見に行くようにしているくらいです。
早起きをしたら7:50頃にT沼に着きました。
空は雲が多く、気温は0度、風は弱めです。
鳥見にはまぁまぁだと思いました。
上空を、隊列を作って飛んだのはハクチョウでした。
雲が多いのが残念でしたが幸先が良いと思いました。
最初に弁天様に行きました。
沼の小島に弁天様が祀られていて、その周辺は浅く、いろんな小鳥が期待できます。
沼の南に白鳥が集まっていました。
水辺には小さいシギチドリと思われる小鳥がいるようです。
弁天様に手を合わせてから撮影を開始しました。
近くにいたのはコハクチョウでした。
コハクチョウは一斉に羽根をバサバサさせてコウコウコウと鳴きました。
朝早くならではの光景です。
水辺にはイソシギやタヒバリがいて地面をつんつんしていました。
沼の周りを時計回りに歩くことにしました。
右側の葦原に大きいカメラを向けている人を見つけました。
見てみるとシジュウカラが葦をつついて小さな虫を食べている様子でした。
大きいカメラを持って、さらにシジュウカラに目を向ける人は少ないので、親近感を持ちました。
川に沿って歩き、橋を渡って、白鳥沼にやってきました。
ここでエサをあげているので、いつもならハクチョウが見られるのですが、あいにく沼が凍っていました。
ハクチョウは上空を飛んで来るのですが、水面が凍っているのを見て、また引き返していきました。
突っ立ってそれを見送っていたら、知らない高齢者にいきなり文句を言われました。
「おい、ハクチョウはどうした!」
私はスタッフではないのでこの人を相手にする義理は無いです。
こういう人を相手にしなければならないスタッフを気の毒に思ったので
「沼が凍っているでしょ」
そう言ってさっさと先に進みました。
この先に釣り場があって、見渡したところ、遠くにたくさんのカモ類がいるのが見えました。
ただ、遠くて種類の見分けができませんでした。
2につづく。
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