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探鳥会レポート<T河原編>3/3話 2023年9月 鳥を見ながら話す楽しみ

 先日、ニコ支部I分会の探鳥会に参加してきました。
 場所はT河原です。

 私は役員さんとこんな事を話しました。
 「探鳥会はいろんな世代の人と話ができて、楽しい」

 いろんな世代の人な話を聞く機会ってなかなかないですから。
 探鳥会を褒めたつもりだったのですが通じたでしょうか。

 たくさんの猛禽類が舞うのを楽しんでから、探鳥会ご一行は土手をのぼりました。

 ここで戻ってくる先頭集団を待つそうです。

 近くの電線にキジバトがたくさんいました。
 「さえずっているね」
 「まだ子育てをする気かね」

 役員さんがハトの話題を振ってくれて
 「アオバトは珍しい、山の方に行かないと会えない」
 「埼玉県の鳥であるシラコバトは埼玉県境あたりで見られる」
 など教えてくれました。

 遠くに見える橋の辺りにダイサギがたくさん集まっていました。
 ダイサギは真っ白なので遠目からもはっきり見えます。

 対岸の砂利の上にはミサゴが居て羽根繕いをしていました。
 スコープ隊がスコープで焦点を合わせてくれたので、みんなで観察しました。

 気温が上がり、陽炎が出てしまって、遠くのミサゴはモヤモヤした空気の向こうでした。

 それでも探鳥会ご一行は
 「ミサゴ、くつろいでいるね」
 なんて話し合うのでした。

遠いけど
休憩しているダイサギたち

 観察しているうちに先頭集団が戻ってきました。

 遠くまで行って戻ったのか、疲れているっぽい表情をしていましたが、スコープが立っているのを見ると
 「何かいたの?」
 「ミサゴ」
 スコープをのぞきはじめました。

遠いけど
休憩しているミサゴ

 無事に合流できた探鳥会ご一行、今度は土手の上の遊歩道を歩いて戻ります。

 土手から見える畑にたくさんカラスが居るのを
 「ハシブトガラスとハシボソガラスの両方がいる」
 なんて見分けたりしました。

 無事に集合場所の駐車場に着きました。

 ところが後続の人たちがなかなか着きません。

 「いつの間にか先頭だったんですね」
 「他の人が来ないね」
 「Oさんがアリスイのところで待っているかもしれないね」

 こんな会話をしていて、やっと分かりました。

 さきほどの名前の分からない鳥はアリスイだったのか、と。

 こんなことなら後続隊にくっついていれば良かったです。

 カラスの見分けだって面白かったですけどね。 

 やっと全員が揃ったところで鳥合わせとなりました。
 探鳥会で観察した鳥を確認し合う作業です。

 「ダイサギ」
 「ミサゴ」
 「アリスイ」

 やっぱりアリスイがいたんだと、思いました。
 次に会えるのはいつになることやら。

 次回の探鳥会のお知らせがあって解散となりました。

 周囲にいた人とお礼を言い合って、帰路につきました。


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