探鳥会レポート＜Ｔ牧場編＞１／３話　2023年9月　秋の花を楽しみながら

　先日、ゆる支部の平日探鳥会に参加してきました。
　集合場所はＴ牧場の周辺です。

　ゆる支部探鳥会は２ヶ月ぶりで、見知った顔を見て「懐かしいな」と思いました。
　たった２ヶ月なのに。

　今日の当番のＭさんからボードを渡されました。
　名前を書く紙がクリップに挟んであって、そこに記名して返しました。

　「時間になったのでお集まりください」
　Ｍさんの号令で参加希望者が集まり円陣を作りました。

　Ｍさんから今日のコースの説明があり、端から自己紹介をしました。
　この日の参加者は１５名ほどでした。

　「出発します」

　気の早い人はさっさと先に進みました。
　ゆっくり派な人は駐車場から牧場の牛を眺めている様子でした。

　みんな自由です。

　私は声を大にして鳥のことを語っているおじさんたちについていくことにしました。
　耳の悪い私にも話が聞き取りやすかったから。
　でも、こんなに大声で会話していたら、鳥が出てこないのではないかと心配になりました。

　「この辺にはカラ類が出るはず」

　おじさんたちがそう言うので待ちました。
　大声で話していたから、鳥は逃げちゃったんじゃないかなと思う私。

　けっきょく、暑いせいか、賑やかだったせいか、カラ類は姿を現しませんでした。

　代わりに道ばたに咲いている花を楽しむ探鳥会ご一行でした。

ツリバナ

ナルコユリ
（鳴子みたいな黒い実）

　去年、ホオジロが出たポイントで立ち止まりました。　

　上空を猛禽類が飛びました。
　「ノスリ！」

　でも、ノスリは太陽の方向に飛んで行ってしまい、目の安全のため、見続けるのをあきらめました。

　探鳥会ご一行は広い場所に出ました。
　背の低い木が藪のように生えています。

　こういう所はモズがいそうですが、特に何も出ませんでした。

　探鳥会ご一行は少しガッカリ。
　ここで元来た道を戻りました。

２につづく。

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