『ビーン』 探鳥会レポート<K山編>1/4話 2024年5月
先日、ニコ支部O分会の探鳥会に参加してきました。
場所はK山周辺です。
トイレを済ませ、受付で記名し、参加費として保険料を支払いました。
O分会の広報「K山通信」をいただきました。
オナガの記事と前回の探鳥会の様子が書かれていました。
駐車場近くの電線に小鳥が止まっていました。
O分会長がスコープに入れてくれたので、覗かせていただきました。
「カワラヒワ」
ところがカワラヒワはすぐに飛んでしまいました。
前回初めて参加した方が「野鳥の会に入会したいです」と受付で申し出ました。
O分会長が準備している間、初心者さんは私に声を掛けてきました。
「あの『ビーン』って鳴き声はなんですかね」
「私は耳が悪くて聞こえないんです」
「あのビーンって・・・」
申し訳ないけど聞こえませんでした。
他の人が「カワラヒワ」と言ってくれたので解決しました。
助かりました。
「集まってください」
そうに声がかかって、参加者は集まりました。
今日の参加者はは少し多めです。
コースの説明とK山通信の見どころ紹介をしました。
「暑いので適度に水分補給をしてください」
「忘れた人は途中の自動販売機で買って下さい」
準備が整ったところで探鳥会ご一行は出発しました。
寺院脇の道を通り抜け、堰のある、水の貯まったところで鳥がいないか立ち止まりました。
ずっと鳴き声が聞こえているのはウグイスです。
鳥にお礼を言う礼子さんがウグイスに声を掛けました。
「ありがとう、上手だよ、かわいいよ~」
礼子さん曰く「応援すると鳥の歌が上手になる気がするんです」だそうな。
O分会長が
「あんな所にカルガモが」
さっとスコープを合わせてくれました。
覗かせてもらうと、草むらにカルガモが2羽いました。
さっそく撮ろうと探しましたがまったく見つけられません。
スコープの方向を確認し、すぐそこだと分かるのに。
「私、カルガモが見つけられないみたいです」
O分会長は軽く笑っただけで何も言いませんでした。
探鳥会ご一行は沢沿いに歩いて、歴史施設案内所前に出ました。
先導のSさんが
「この先にホオジロがいるかもしれないので、少し見に行きます」
そう言って案内所の脇の階段をあがりました。
施設の裏でしばらく待ったのですが、鳥の気配がないので、戻りました。
2につづく。
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