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森の中へ 探鳥会レポート<O山公園編>1/3話 2024年5月
先日、ニコ支部I分会の探鳥会に参加してきました。
場所はO山公園と近くを流れる川です。
世の中はゴールデンウィークでした。
鳥好きたちにはゴー バードウォッチング ウィークでした。
この日も暑くなりそうです。
最初にトイレを済ませ、受付で記名し、参加費として保険料を支払いました。
キョロキョロすると双眼鏡を構えている人たちが目に入ります。
そこに駆け寄って、同じ方向を見てみました。
電線に、カワラヒワ。
スコープ隊がカワラヒワをスコープという望遠鏡に入れてくれたので覗かせてもらいました。
逆光だけど黄色い羽はバッチリ見えました。
「黄色い羽がきれいですね!」
「ねー!」
鳥がかわいいとかきれいとか、そんな他愛もない話で盛り上がり、誰かとの会話からちょっと元気をもらえる。
ここが探鳥会のいちばんの魅力だと思う。
「集まってください」
I分会長のかけ声で、参加者は集まりました。
本日の役員紹介とコースの説明、暑いので水分を取るように話がありました。
さっそく先頭がスタートします。
O山は二つの川が合流するところにある低い山です。
![](https://assets.st-note.com/img/1715678813245-bAANRhxRMS.jpg?width=800)
森の中を歩きはじめてすぐに、先頭が足を止めました。
じっと耳をすませて、みんなが指すのは森の北の方。
ピェルピー ピィルルルル
そんな感じの鳴き声でした。
「キビタキ」
半分くらいの人が鳴き声を追いかけて、残りの人が散策路に残りました。
私はその場に残った側で、近くの枝にいたシジュウカラやキジバトを目で追いかけていました。
でも、こちらは葉っぱが多すぎて撮れませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1715678860013-BjsAXr94Rk.jpg?width=800)
そのうち、キビタキ追っかけメンバーがガッカリして戻ってきました。
「よく分からなかった」
探鳥会ご一行は一列に並んで森を進みました。
森を抜けると、先頭は北側の広場に進みました。
キビタキの歌声に導かれ、探鳥会メンバーはある一つの木を囲みました。
「いた、キビタキ!」
「本当だ!」
キビタキはわずかな人にだけ姿を見せてくれました。
鳥を探すのが苦手な私にはみつけられませんでした。
特にキビタキはみつけるのが苦手です。
探鳥会に行くようになって最初に親しくなった初江さんは見られたようで
「きれいだったよー」
と、嬉しそうに言いました。
2につづく。
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