ヒレンジャクと閲覧注意 探鳥会レポート<M公園、O歴史公園編>3/3話 2024年3月
先日、ゆる支部の探鳥会に参加してきました。
今回はM公園とO歴史公園をはしごしました。
なお、鳥がフンをしている写真を一番最後にまとめたので、苦手な方は最後まで一気にスクロールしないようお気を付けください。
O歴史公園の駐車場に着いたとき、大きな観光バスが停まっていました。
私はてっきり古墳ツアーかと思いました。
カメラを持った人が数人、貯水池近くの桜の木を囲んでいました。
O歴史公園には先日からヒレンジャクという鳥が来ているので、きっとここに鳥がいるだろうと目を付けました。
さっそく準備をして桜の木に行くと、カメラを持った団体は公園の奥へと歩き始めていました。
桜の木を見上げてもヒレンジャクらしい鳥は見当たりません。
そのうちに移動してきた探鳥会ご一行が集まってきました。
山のパトロールをしているSさんが桜についているヤドリギについて教えてくれました。
「これは根が寄生しているけど、実際は水だけ頼っている」
「葉っぱが緑なので自分で光合成ができる」
役員のMさんが
「せっかくだから奥に行きましょうか」
と、歩き始めました。
「この辺?」
「そうです」
そこは貯水池の西側で、ヤドリギの生えている木が数本ありました。
先ほど見かけたカメラを持った団体がヤドリギ周辺にいて、木を見上げていました。
その中にスコープを持ったガイドがいるのを見つけました。
「ハイ、今、飛んできたのはヒレンジャクね」
「あ、エナガがいます、エナガ!」
古墳ツアーではなくてバードウォッチングツアーだったのでした。
しかもガイドの顔に見覚えがありました。
私が愛読している鳥本の著者だったのです。
すごくビックリしました。
本の「プロのバードガイドが教える」って副題を思い出しました。
プロのバードガイドだから、鳥見ツアーに参加すれば会えるんだ!?と妙に納得しました。
ツアー客は「今度はあっちに行ってみましょうか」の声と共にさらに奥に行ってしまいました。
探鳥会ご一行はここでヒレンジャクを楽しみました。
不意に近くで
ピールーピー
笛のような鳴き声がしました。
「今の可愛い鳴き声、イカルじゃない?」
近くを探したら、イカルやシメがいました。
役員のMさんが
「ここでは鳥合わせを行いません」
「遠いので気をつけてお帰りください」
ヒレンジャクの下で探鳥会は解散となりました。
役員のAさんに誘われて、私はもう少し園内を歩くことにしました。
O歴史公園に詳しいというカメラマンのおじさんと3人で古い農家を移築したところに行きました。
途中、崖の上に先ほどのツアー客がいました。
古農家の隣に大きな木があって、そこにもヤドリギが付いているのですが、ここにヒレンジャクの姿がありました。
Aさんはさっさと崖を登ってツアー客に混ざって撮り始めました。
下から見上げるより、崖の上から撮った方が、近い位置から撮れそうです。
Aさんが「あれ撮って」というので見てみたら、ヒレンジャクのおしりから出たフンが糸をひいていました。
「何かぶらぶらしているじゃないですか」
「うん、だから撮って」
この時の写真は一番下に載せますので、フンなどを気にしない方は最後にどうぞ。
ツアー客が先に帰った後も、こんな感じでヒレンジャクを楽しみました。
鳥見を存分に楽しんでから駐車場で解散しました。
以下、鳥のフン写真を集めました。
あまり見たくない方はここでお戻りください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?