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鳥見散歩<T沼編>1/4話 2023年2月 白鳥よりもカモを見る

    鳥見仲間で茶飲み友達のモカさんとT沼へ鳥見に行きました。

 「まだハクチョウのエサ餌やりに間に合う」
 こう私が言い出して、最初にハクチョウを見に行きました。

 T沼の一角には、ハクチョウにエサをあげている場所があります。
 古いお米の寄付を募っているので、エサとしてお米をあげているのだと思います。

 ハクチョウは昼間に寝ていることが多いので、見るなら朝、エサ場に行けば確実に会えます。

 そういうわけでエサ場へ。
 沼のそばには行けないように仕切りがありました。

コハクチョウ
オナガガモ

 あまりハクチョウには興味が無かったらしいモカさんは
 「オナガガモだけだね」
 「そっちに小鳥が……スズメか……」 

 ハクチョウを前にして、見るのがカモと小鳥なのでした。

 オナガガモは仕切りを平気で乗り越えてきて、にんげんエリアを闊歩しています。
 モカさんがじっくり見ているのはやっぱりカモでした。

頭の一部が緑色のオナガガモ
(左の2羽)
構造色なんですかね?

 「そろそろ移動する?」
 私がそうに言うとモカさんは嬉しそうに立ち上がりました。

 「ここの沼には回るときのルールがあるの?」
 「ルール?」

 聞いたことがなくて首をかしげる私に
 「右回りとか、左回りとか」

 ……初耳である。

 たぶんルールは無いと思いつつ「探鳥会は右回りだったよ」と答えたのですが、目の前を歩く人は左回りでした。

 私たちは左回りルートで歩き始めました。

2につづく。


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