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鳥見散歩<T沼編>1/4話 2023年2月 白鳥よりもカモを見る
鳥見仲間で茶飲み友達のモカさんとT沼へ鳥見に行きました。
「まだハクチョウのエサ餌やりに間に合う」
こう私が言い出して、最初にハクチョウを見に行きました。
T沼の一角には、ハクチョウにエサをあげている場所があります。
古いお米の寄付を募っているので、エサとしてお米をあげているのだと思います。
ハクチョウは昼間に寝ていることが多いので、見るなら朝、エサ場に行けば確実に会えます。
そういうわけでエサ場へ。
沼のそばには行けないように仕切りがありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1679313354620-GSY8OemiN9.jpg?width=800)
オナガガモ
あまりハクチョウには興味が無かったらしいモカさんは
「オナガガモだけだね」
「そっちに小鳥が……スズメか……」
ハクチョウを前にして、見るのがカモと小鳥なのでした。
オナガガモは仕切りを平気で乗り越えてきて、にんげんエリアを闊歩しています。
モカさんがじっくり見ているのはやっぱりカモでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1679313419075-ax3RrwjuRJ.jpg?width=800)
(左の2羽)
構造色なんですかね?
「そろそろ移動する?」
私がそうに言うとモカさんは嬉しそうに立ち上がりました。
「ここの沼には回るときのルールがあるの?」
「ルール?」
聞いたことがなくて首をかしげる私に
「右回りとか、左回りとか」
……初耳である。
たぶんルールは無いと思いつつ「探鳥会は右回りだったよ」と答えたのですが、目の前を歩く人は左回りでした。
私たちは左回りルートで歩き始めました。
2につづく。
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