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ステンドグラスだった 探鳥会レポート<K山編>2/4話 2024年9月

 先日、ニコ支部O分会の探鳥会に参加してきました。
 場所はK山です。

 先導のIさんは最初にお寺の門から中を覗きました。

 境内は背の高い木が多く、森が濃いです。
 7月の探鳥会の時にアオバズクがいたのですが、このときは姿が見えませんでした。

 お寺の先には墓地が並んでいます。

 葉っぱのない枝にキジバトがいました。
 スコープ隊がスコープを設置してくれたので、みんなで見ました。

 デーデーポーポー

 「鳴いた!」

 キジバトは鳴いたら気が済んだのか、飛んでいってしまいました。

キジバト

 その先に進もうとしたら、草が生い茂って通れなかったので、墓地を迂回して本堂前に出ました。

 近くにいた講師の先生が
 「あっ、ジョウビタキ!」
 「ええっ、ジョウビタキ?」

 講師の先生がさしたのはジョウビタキのステンドグラスでした。
 期待しすぎて少しだけがっかり。

ステンドグラスだった

 本堂の前を通って、アオバズクポイントの近くで足を止めました。
 しばらく見ていましたが飛んできませんでした。

 探鳥会ご一行は道路を渡って水芭蕉の池を目指しました。

 途中、T分会長のHさんが
 「誰か鳥に詳しい人はいないかなぁ」
 と、つぶやきました。

 「Hさんより詳しい人って、そんなにいないと思いますよ?」
 と言うと
 「いや、カラ類が鳴いているからさ」
 「シジュウカラか、ヒガラか、コガラか」

 O分会長があとから追いついて「シジュウカラ」だと教えてくれました。
 さらに松林をさして「そこにヤマガラ」と教えてくれました。

 示された方向を一生懸命見てみたのですけど、鳥の気配はわかりませんでした。

ヤマガラがいたらしい

 探鳥会ご一行は進みました。

 その先に水芭蕉のための人工的な湿地があって、その先はダムです。

 鳥がいなくて、代わりに赤いキノコを撮りました。

 講師の先生が
 「これはタマゴタケ、食べられます」
 と、教えてくれました。

 参加者はどよどよ。
 あまり食べたくないということで意見は一致しました。

 タマゴタケは炒めて食べるとおいしいそうです。

 「時間なので移動します」
 先導のIさんの合図で探鳥会ご一行は後半の講演会が行われる建物へ移動を始めました。

 道路を渡って森の中を歩くと小さな沢が流れています。

タマゴタケ

 初めて参加した人たちは
 「ここ、鳥がたくさん来そう」
 と褒めてくれました。

 常連組は
 「ここは思い浮かぶ鳥がたいていいる」
 と胸を反らしました。

 「どんな鳥がいますか」
 そうに聞かれて常連組は指を折りました。
 「カルガモ、コジュケイ」
 「キセキレイ、ガビチョウ、アカゲラ、キクイタダキ、ヒガラ」

 そんな話をしていたら、会場に到着しました。

3につづく。


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