暖冬で鳥にも変化が… 鳥見散歩<O歴史公園編>2023年12月
鳥見仲間で茶飲み友達のモカさんとO歴史公園で待ち合わせをしました。
先に着いたモカさんは池の北側で鳥見をしているそうです。
すぐにモカさんと合流できました。
モカさんの希望で池の西側から水鳥を見ることにしました。
池にはたくさんの水鳥がいました。
「オシドリがいるはずなんだけど」
オシドリは陸に上がっているのかもしれないと思って、水面より高いところを探しました。
私の目に入ったのはカワセミ。
太陽の光を反射して水色の背中が光っていました。
O歴史公園でカワセミを見たのは初めてです。
「カワセミ、わかる?」
モカさんに場所を教えました。
「向こうに橋があって、橋の手前にある枯れた枝の上」
改めてみたら枝ではなく笹でした。
訂正しようとしたら、その前に「本当!」と返ってきました。
「よく見つけたね」
「いや、あれは見つけやすいでしょ」
カワセミはいつの間にか姿を消してしまっていました。
今度はモカさんが声を上げました。
「オシドリいた」
「本当だ」
オシドリは水面すれすれに飛んで着水したところのように見えました。
「カワウがいるねぇ」
こころなしか残念そうに言うモカさんと
「カワウがもう繁殖羽根になっている!」
いそいそと撮影する私。
ふと目を向けると、2羽のカルガモが首を上下に上げ下げしていました。
同時に首を動かすのは求愛の合図じゃないかなと思い、モカさんに教えました。
「そこでカルガモが求愛行動しているよ」
「本当だ」
大きいカルガモが小さいカルガモの背中に乗りました。
「えっ、この時期に交尾するの!?」
小さいカルガモは体が水中に沈んでしまって、なんだか苦しそう。
ハラハラする私にモカさんが
「撮って、撮って」
「ええっ!?」
結局、慌ててしまって、撮れませんでした。
モカさん曰く
「オスは満足そうに去って行った」
でも、私が見たメスは息が苦しそうでした。
この時期に子育てをしようとしてもエサがなくて大変だと思うのです。
しかもカルガモの場合、メスがひとりで子育てをします。
なんか納得がいかない私でした。
池を離れて、低い山のあたりを歩きました。
駐車場まで戻ってきたので
「コーヒーでも飲みませんか」
「えっ、持ってきているの?」
私はだいたい水筒にお湯を入れて持っているのでした。
コーヒーを飲みながら鳥の話に花が咲きました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?