探鳥会レポート<Gの森編>2/3話 2023年3月 スコープとカケス
先日、ニコ支部T分会主催の探鳥会に参加しました。
場所はGの森という公園的施設です。
初心者組が進んだところ、先に進んだはずの探鳥会ご一行と合流しました。
「カケスがいます」
「早く、今のうちに!」
すでに設置されているスコープをのぞかせてもらいました。
木の枝の上にいるのはまさしくカケスです。
カケスは警戒心が強く、すぐに飛んで逃げてしまうのですが、探鳥会ご一行には気がついていないようで、その枝から動きませんでした。
「これは珍しい」
「ラッキーだ」
探鳥会ご一行は大喜びでした。
私が
「カケスがこんなにきれいに見えるなんて……!」
「スコープが欲しくなりました」
こんなことを言ったのをスコープ隊が聞きつけて、その場でスコープレクチャーが始まりました。
レンズが大きいと、よく見えるけど重い、値段も十万円超えと高い。
レンズが小さいのは、見えるのはそこそこで軽い、値段も数万円程度。
「レンズが大きいと、よく見えるけど重いのは、双眼鏡と同じですね」
そうに相づちを売ったところ「わかってくれたか」という感じで解放されました。
初心者組には役員が多く付いていて
「いつもこのあたりに鳥がいるんだよね」
なんて言って、足を止めては双眼鏡で鳥を探していました。
「いたいた!」
「シジュウカラ!」
こんな感じで、どんどん鳥を見つけては、参加者に見せてくれました。
上空を猛禽類が飛びました。
2羽飛んだのでつがいのようでした。
猛禽類の種類はわかりませんでしたが、おなかが白かったので
「オオタカだったらいいなぁ」
と言ってみたのですが、肝心の役員は見逃したそうでわかりませんでした。
公園を抜けると探鳥会ご一行は近くを流れるI川に沿って歩きました。
何度もGの森に来ていましたが(主に歴史博物館へ)川沿いに遊歩道があるとは知りませんでした。
遊歩道脇には梅林があり、まだ梅の花が少し咲き残っていて、そこにメジロがいるようでしたが、動きが速くて撮れませんでした。
探鳥会ご一行はこの先にある調整池を目指すそうです。
3につづく。
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