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探鳥会レポート<T高原編>3/3話 2023年9月 猛禽類を観察

 先日、ゆる支部の探鳥会に参加してきました。
 場所はT高原です。

 探鳥会ご一行はT高原のキャンプ場の周辺を歩きました。

 道沿いにアケボノソウという珍しい山野草があったのですが、無くなっていたそうです。
 残念です。

 役員のMさん曰く
 「気温があがって上昇気流が生まれるのが10時頃」
 「猛禽類が飛ぶのはそのくらい」

 探鳥会ご一行が待ちに待った時間帯になりました。

 遠くの空に猛禽類が飛んで、探鳥会ご一行は立ち止まって空を眺めました。

 肉眼では見えないくらい遠くです。
 双眼鏡でなんとか見える感じ。

 猛禽類担当のSさんが数えました。
 「6羽……8羽……11羽います」
 「大きいのがクマタカ、小さいのはサシバ」

 よく分かるなぁと感心する参加者たちです。

 猛禽類が近くを飛んだこともありました。
 羽根がちょっと欠けているその子はノスリだということでした。

ノスリ

 ミズキの木のある下で立ち止まって小鳥を探しました。
 「シジュウカラ」
 「エナガ」
 「ヤマガラ」

 参加者のO姉さんが声を上げました。
 「あれ、アカゲラじゃない?」
 O姉さんが大急ぎでOさんを呼んだのですが、到着する前にアカゲラはパッと飛び立ちました。

 私もそのときアカゲラはどれだ!?と探したのですが、飛んで初めてアカゲラが分かったのでした。
 もう少し鳥を見つけるのがうまくなりたいところです。

マタタビ

 集合場所に着いて、ここで鳥合わせをしました。
 探鳥会で見つけた鳥を確認する作業です。

 「クマタカ、いましたね」
 「サシバ、いましたね」
 「ノスリ、いましたね」

 猛禽類担当のSさんが
 「向こうの木に猛禽類がいる……オオタカ?」
 こう言いました。

 枝の隙間のずっと遠くの枝に猛禽類が居るそうです。
 スコープに入れてくれたので、そちらを覗かせてもらいました。

 おなかが白くて、肩が濃い灰色の猛禽類でした。

 役員のSさんが
 「オオタカでいいと思う」

 探鳥会で観察できた鳥としてオオタカが追加されました。

 周囲の人にあいさつして帰路につきました。

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