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歴代の手持ちカメラのはなし

皆さまこんばんは。
今日はちょっと雑談をしようかな。

皆様はどんな趣味をお持ちですか?お洋服を着ること?映画を見ること?それとも…?

私はというと元々お洋服を着ること、そして着回しを考えることが趣味で、ルーズリーフに週末どんな服装をしようかな、って絵を描いたりそれを実際に着てブログに書いたりする、平凡な高校生活を送っていました。(もう10年以上前だけどエムブロ時代の方がまだ読んでくださっていたらとっても嬉しいなぁ)

さて、そんな趣味がありがたいことに仕事になってしまってからというものの、お洋服ほどの趣味はあまり見当たらなくて…
映画を見たり、美術館で作品を見ることは好きやけど、そんな文字に起こしてまで残すなどということはしておらず、そこまでの好きなのかな、なんて思ったり。

さてだいぶ話が散乱してしまいました。スミマセン
noteを書き始めたとき、そんな趣味か見当たらない私は何を書けばいいのかしばらく迷っていた時期もありました。(当時はお洋服以外のことを書けたらいいな、と思っていたから余計に)

そんなときに真っ先に浮かんだのが自分のカメラの話だったなぁ、なんて振り返ると面白い。

先程もお話したように私から服を取り上げてしまうと何も残らないと思っていたけれど、よく考えると小学生にはもうカメラを触っていたな、と思い出しました。(とは言っても服ほど突き詰めていないから趣味と言っていいのか悩んでしまう)

初めてのマイカメラはCanonのIXYのブラウンとゴールドのもの、相変わらず趣味が渋かった。笑
そちらは小学生から中学生まで使っていて、2台目はPENTAXのコンデジを高校生からX30を買うまで使っていたんです。

当時はまだガラケーを持っていた時代ですから、オートモードしか使うことがなかったけれどカメラは別に持ち歩いていたのが懐かしい…今みたいにスマホのカメラで手軽にかっこよくなんて撮れなかったから。

構図なんてものも全くわからず、ただただ行く先々に連れて行っていたような記憶だけが残っていて、写真はどんなものだったか全然覚えていません。(データもどこにいったのかな、実家のパソコンのハードに残ってるのかなぁ)

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Atelier Cannelleにて、セルフポートレート、X30使用

さて、長くなりました。お察しの通り今日はカメラと自分について、マイカメラ遍歴を振り返りながら少し書き残していきたいなと思います。

3台目マイカメラ FUJIFILM X30

本格的にカメラと向き合ったのが実は3台目に持ったFujifilm X30。7年ほど前に奮発して手に入れたこのカメラは今はもう廃盤になって修理受付も終了してしまった型ですが、今でも一番良く触るカメラで、壊れてしまったら本当に困る1台です。

それもそのはず、去年から服装記録がてら、Instagramに載せる写真をこのオブジェ化していたカメラを引っ張り出して撮るようになったから。

これを買ったのは20歳になるかどうかの年のとき。当時世間は空前のカメラ女子ブーム。PENTAXのカスタムできるミラーレス一眼やOLYMPUSのpenシリーズがよく出回っていて。

例のごとく私自身もどちらかにしようと思っていたけれど、その時にそもそもレンズめんどくさくない?え?重くない?え?となってしまった。
(もうこの時点で趣味なんて言えない気がする)

そんなときにほぼ一眼のように細かく設定ができて、かつデジカメという組み合わせがX30だったんですよね。(現在Fujifilmではレンズ一体型カメラという名でひと型番だけ存在しています)

この子を選んだのは性能もさることながら…何よりも見た目がいい。(当時のコンデジはどれもおもちゃみたいな四角形のものが多かった)

最初のうちはるんるんで持ち出していたものの、細かく設定できるから買ったはずなのに、元々オートモードで撮っていた身としてはISO?SS?F値?ナニソレ?は???となり、あっという間に投げ出しちゃった+当時手持ちのスマホがiPhoneだったこともあり自然とオブジェ化したのでありました…(大反省)

数年後のある日、大学を卒業して数年経ってたかな?当時休みの日にお会いしていた方がカメラがお上手な方で。ご一緒するときはカメラ片手に出かけることが多くて、その先々で初歩の初歩からいろいろと教えてもらってようやく細かい設定もわかり出したのでした。

数年前、大阪市内の公園にて

そこからお散歩するときにも持参するようになって、だんだんと自分の撮りたいと思ったものに近くなるぐらいに慣れてきました。気まぐれでTwitterに載せたり、現在は服装を載せているのアカウントでちらっと載せたり。

その時ぐらいに、たまに自室で服装を撮って載せたのが今の原点と言ってもいいのかも。今回は割愛しますが、そんなこんなで去年からの服装投稿に至るのです。

勤め先でのブログ撮影と違って、セルフポートレートと言えば聞こえがいいですが、何でも一人で撮らないといけない、のは「???」の連続。

もちろん撮影している部屋のディスプレイも自分ひとりで仕上げて、スタイリングもヘアメイクも、もちろんカメラも…なんて訳もわからないながら撮り続けては載せて、を繰り返したある日。

ありがたいことにプロフィール写真を撮影するご依頼をいただきました。

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画像引用元:自身のInstagramより

ご依頼主さまのコレクションされているアイテムをスタイリングして撮影するということは本当にありがたいことで、とても貴重な経験でした。

ご依頼主さまには他にもたくさんありがたいお言葉をいただき、そして良くしていただいている写真家さんにもアドバイスいただき、先日お知らせした写真アカウントを作るに至りました。

4台目マイカメラ FUJIFILM X-H1

そして味を占めまして(誰が言うとんねん)、せっかく撮った写真があるから、まぁとりあえず送るだけ送ってみようとコンテストに出したんですよね。

そして印刷したときに初めて気づいたのですが、いつも見ているものとの違い、難しい。

そう、当たり前なのですが数年前のコンデジでは到底、今の画素数に追いついていない上に、これからまた先程の方のようにご依頼をいただくことがあった際に大きなものに印刷するのではあれば大変だ!ということで、X30と操作性が変わらず、画素数のいいもので探したんです。

そんなときに出会ったのがFujifilmのX-H1。こちらも最近廃盤になったばかり…かなり中古屋さんを練り歩いてやっと買えたカメラ。

実は元々同社のX-S10であったり、X-T3, X-T4あたりを目星をつけていたのですが、手ブレ補正機能やモニターの構造が気に食わず(X-T3はいいなと思ったけど)、見送ることになったんです。

そこでたまたま見ていたYouTubeで紹介されていたのがこのX-H1。正直手が小さい私にはびっくりするぐらい大きくて、X30で慣れていたものとしてはなかなか難しかったり。レンズもまだ仲良くなれていないので…まだまだこれから、かな…。

バッテリー持ちがX30とは比べ物にならないほど悪いので、バッテリーをあと何個か買わないとおでかけカメラにできなさそうで…今は主にアトリエで撮る際に使っています。

Atelier Cannelleにて
X-H1, フジノン XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS 使用

基本的にはこちらで撮ったものはコンテストに応募する用か、こちらのような有料記事内にて掲載しておりますのでぜひあわせてご覧ください。

5台目?祖父が使っていたフィルムカメラPENTAX espio140

で、最近になって「そういえば祖父の遺品整理で出てきたカメラケースあったな〜」と引っ張り出したカメラが5台目さん。遊園地などのお出かけに連れて言ってくれる際にいつも祖父がベルトに通していた記憶が懐かしい。

当初はカメラケースだけ残っていると思いきやしっかりとカメラが入っているではありませんか。しかもきちんと遠隔操作できるシャッターボタンもついているし。

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ひとまずフィルムの作例ブックを眺めながらいいな〜と惹かれるものがどれもこれもモノクロフィルムで。

昔から惹かれる写真がモノクロが多かったのも起因なのかもしれない。ま、とはいえモノクロフィルムの現像ができるお店が限られているという情報を聞きつけ、カラー現像専門のところにも出せる、モノクロフィルムILFORD XP2 super 400をひとまず買って撮ってみました。

そしてやっとこさ27枚使い切ったので、現像に出してきました!(写真屋さんに一本目がILFORDって渋すぎやでと話しかけられてしまいました。笑)

📸espio140, 🎞ILFORD XP2 super 400使用

…うん、難しい。(当たり前)
色の濃淡で物を捉えるってしてこなかったから、これからやっていきたいな、と思います。

現像をお願いしたお店の方がこのカメラは問題なく使えますよとお伝えくださり、フィルムカメラとの付き合い方のポイントも教えていただけて…とってもご丁寧に説明いただけて方で助かりました。ありがとうございます…

他にも見せたいけれど、それはまた別の記事で…やっぱり、光のコントラストみたいな写真がどうも惹かれてしまいがちなので、まぁ趣味程度になんとなくこれからも撮ってみたいなぁ、とは思うのでした。


Atelier Cannelle にて、X30使用

さて、いかがでしたか?
一度深みにハマるとしっかり、どっぷり浸かるタチなので少し物怖じしているのですが…

皆様にとっての趣味はどんなものがありますか?またぜひお聞かせくださいね。

本日はここまで。最後までご覧くださりありがとうございます。年末が近づいてきてお忙しい日々かと思いますが、お体壊さないようにお気をつけてお過ごしくださいね。

 
Chiro (Chihiro Takatsuka)
大阪府出身。2013年より主にフランスヴィンテージを取り扱うPetit Bonheurに販売員として勤務。現在はデジタルディレクター、ビジュアルプレスも兼任している。また"ヴィンテージをもっと日常に!"をモットーにInstagramを中心にレディースのヨーロッパヴィンテージについて発信している。
スキル販売サイト"ココナラ"にてビデオチャットを用いたコーディネート提案サービスも展開中。
 
ココナラ:@chirock_xxx
Instagram:@chirock_xxx@cannelle_chiro
各種SNSのリンク集はこちら
 

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