ガーリーファッションについて再考してみた
さーて。本日も相変わらず、日々ファッションで頭が一杯な私の超個人的脳内会議を人目に晒しますよーっと!
長くお付き合いくださっている皆様にしてみればよーくご存知、Chiro=ガーリーファッション。
中でも1950年代ごろのフランスのワークウェアを用いたフィット&フレアシルエットを得意とするところ。
2023年夏ごろからどうした???と言われるほど服装は変わりつつあるけれど、カジュアルやストリートに寄り道して、時には「服装が迷子や!」と公言しつつ(おい)、ちょっとガーリーについて新解釈しつつあるマイ脳内の話をしたいと思います。
あくまでも一個人の感覚の問題なので、既存のガーリーファッションの否定でもないし(もちろんそのファッションも今でも大好き!)、数年後にはまた解釈が変わってるかもしれない。
ただ2024年今現在、新たに解釈し直してまた春から着倒すぞ!との話なので、のんびり気楽に読んでいただけたら嬉しいです。
ガーリーファッションは
自己満ファッション
まずはなぜ、解釈し直すなんてことに至ったかというと、これまた避けれない時代の流れに伴う私の気分の変化。
こんなの「は???」と言われてしまってもしょうがないことなんやけど、結構な気分屋でして。(ドーーーーーン)
もちろんお店で提案するのは好きやし、着てもらえるのもとってもハッピーやから、そこは変わらずリクエストがあればお答えし続けたいところなのでご心配なさらず!、なんやけど
おそらくある程度上記であげたようなガーリーな服装の型といいますか、そちらは着きった…所謂「やりきったな」と思うぐらい着たので、自分が着る分には「もういい!お腹いっぱい!!飽きた!!!」というのが実のところ。(なんやねん)(めっちゃ気分屋やん)
というのを前提として。さぁ、要素を抽出しましょうか、となったときに、ガーリー=フィット&フレア、ピンク、レース、リボン、チュール、ふわふわ…まぁそんなのがぽわぽわ浮かんできて。
でもちゃうねん、それはええねん、気分ちゃうねんとなりまして。
さぁここで困ったもの。今までの服装の要素から取れそうなものがない。(ただ飽きてるのもあるかもしれないけれど)
そうなれば、そもそも私が好きなガーリーファッションってどういった実態があったか?と考えて…抽象的なところまで伸ばしていくと…そうや、自分が自分史上一番可愛い!と思える服装=自己満ファッションやんとなった次第でして。
そう考えるとガーリーファッションって他者受け…特に男性受けなんて一切考えない、but一部ガールズにとってもウケるところがあるな、という風に感じて。
決してメインストリームというほどのブームにはならないけれど(もうこの多様性の時代には細かすぎるほどのジャンルのブームは来ないだろうけど)、確かに好きな人が存在するアレ。
そう考えると「ここ最近でそんな雰囲気のファッションってなんだろう?」と考えると、ヘルシーな肌見せファッションに至ったのです。
ホエールテールを見せるようなセクシーなものではなく、少しお腹が見えるとか肩が出てるとかその程度のものなんやけど…
もちろんコンプレックスの固まり下半身の露出は抑えめで、色々と控えめな上半身をどどんと出していく方向性で最近の服装を考え出したんです。
ちょい肌見せファッション
=新ガーリーファッション?
さて、ここで我らがガーリー代表エル・ファニングさんのInstagramを覗いてみると…
やっぱり、少しずつシフトチェンジな模様。特に黒系のシックな感じやマスキュリンな要素をいれつつヘルシーな肌見せなコーディネートが多そう。
あとはパリコレモデルさんでなんでも似合う方なのですが…良くInstagramを見ている、フェミニンな着こなしをよく載せている彼女もこの様子。
中でも私の目に止まるのは「黒」を用いたコーディネート。これは取り入れないにして何になるとなり、ちょっと服装を考えてみました!
ボディースーツとレースと
まだまだストリート感強め、に見えると思いますがアウターを脱ぐとボディースーツにシアーラメトップスと冬の肌見せ。
要所要所に黒やラメなどのキラキラ感を足して。ただセクシーすぎるようになるというよりは、スラックスでどこかクラシカルな、マスキュリンな雰囲気を忍ばせてあくまでもヘルシーに。
ワンショルダーをさらりと
おそらくまた次の夏も活躍するであろう、ワンショルトップス。化繊のツルツルした生地感にドレープが優雅な印象のトップス。昨年夏に(ヘビロテしすぎて)無双したアイテム。
下半身は1980年代頃の"SWEET-ORR"ベイカーパンツでワークミックススタイル。武骨なメンズアイテムを入れるのはこの頃からハマり出したかなぁ。
肌見せファッションって、ひとつめのコーデのようにストリートなアイテムをミックスする方が分かりやすくヘルシーに見えるのやけど、やっぱりエレガントな雰囲気も外せなくて…
ワークパンツという、あえての真反対な属性の子を混ぜたコーディネートの方がヘルシーに見えるのかな?と思ったり。(控えめ上半身が最大限に活かされてる、良かった)
オールブラックでエレガントと合流
コンパクトなクロップドトップスにサーキュラースカートはUK vintage、19歳のときパリで買った思い入れ深いスカートはずっと相棒。
ただのオールブラックは今までもやってきたから、しっかり背中があいたバックシャンなアイテムにCannelle新作のバックワードネックレスをあわせて。
一見普通そうに見えるルックも肌見せ面積を増やして、新鮮に更新するのもありやなぁ、と。
そしてただ見せるだけでなく、密かにリボンや小さなキラキラビーズを忍ばせてセクシーやシンプル系になりすぎないように。
さて、いかがでしたか?
あくまでも現状の一例として載せているので、まだまだ進化していくかもしれないし、また違った方向性に進んでいくかもしれませんが2024年1月現在はこんな感じ。
ワイドパンツやフレアスカート、シアーなブラックやダークトーンのリボンは鉄板のアイテムになりそうな予感がしています。
あくまでも超個人的見解、脳内会議をお届けしているのであくまでも参考程度にしていただけましたら幸いです。
年始から落ち着かない出来事があり被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げると共に、一日でも早い復旧をお祈りいたしております。
今年もできることをやり続け、よりファッションを楽しんでいただけるようお届けして参りますので、よろしくお願いいたします!