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夏休みの過ごし方…

散歩してると思い出すので記す

夏休みの過ごし方と言えば
親戚の家へのお泊りを
楽しみにしている子も多いと思う。

私も幼い頃は夏休みの
一大イベントととして
とても楽しみにしていた。

何が楽しみかって
そりゃ
学校に通っている時間にはない
非日常が待っているから

まずは親戚の家に向かう道中が楽しい
片道2~3時間はかかるので
車内で過ごすことはもちろん
途中の昼食もどこで食べるのか楽しみ

到着してからは
親族への挨拶もほどほどに
まず畑にスイカを取りに行く
大きなスイカを収穫して
スイカは畑で実るのだと知る

夕飯までは予定がぎっしりで忙しい
虫取りに行く
虫取りはじいちゃんがプロだった
ネギ一本で
キリギリスを捕まえる様は覚えている

キリギリスを捕まえる
手元まで覚えておらず
自分の息子にはやってやれない
もっと詳しく教えてもらえばよかったと後悔

虫かごのキリギリス達は
夜中に寝付けないほど
うるさかった記憶がある

近くに川があって
大きなカエルも沢山
そこら辺にわさわさといた

捕まえるというよりは
拾うという感覚のほうが
正しい

10分ほどで
バケツに満杯のカエル達
どうしようもないのでリリースする

水田のゲンゴロウやアメンボを
ぼんやり眺めていると
あっという間に夕食の時間なる

夕飯になると、
普段4人家族が
いっきに10人以上の
大所帯でなんだかお祭り気分

さらに、普段と違って
好きなものを好きなだけ食べられる幸せ
デザートには昼間収穫して
冷やしておいたスイカを
さらにたらふく頂く
とても幸せな気持ちになる

それから一休みするかしないかの内に
次は花火の時間になる
持参した花火で盛り上がる

私たち兄弟はいとこの中では
幼いこともあり
年長者によく遊んでもらっていた

風呂に入って寝るころにはもうクタクタだった

溜まった宿題や
規則正しい生活とは無縁の世界

こんな感じで2泊3日を過ごす

夏休みの田舎の親戚の家は
今でもキラキラしている

とおくにセミの声がきこえる…



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