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札幌_爺
2015年6月30日 06:18
今日 友人に会うもう3年振りである同じ地域に住んでいながらなかなか会わないものだ気がつけばかなり月日は流れた前職の同僚で 細く永く メールや電話で近況をやり取りしてきた「元気か?」「おう!元気だ!」「忙しいか?」「まあまあだ!」そんなやりとりでも 何ヶ月に一遍はどちらからともなしに かわされてきた久々に 何か話があるらしい短いメールからは その内
2015年6月29日 06:02
得体の知れない紳士だった。身なりがしっかりしている。短く揃えられた顎髭にまで品の良さがうかがえる。そこが余計不気味だった。大金を手にすると人脈もかわるものだ。その日はメインバンクの支店長からのお誘いでススキノの会員制クラブにいた。絵画、調度品からグラスに至るまで、どれもいかにも高価なものだ。当然ながら傍に座った女性たちも知的で洗練された美女ばかりだった。大分酔いが廻った頃、支店
2015年6月28日 05:36
最近、私は大いなる疑念を抱いている。「疑念」は「憎悪」に発展し、「憎悪」はもはや「焦燥」へと進化を遂げようしている。夜毎、いや毎週のように思う。「なぜ?」「どうしてなんだろう?」だか、その答えは情の欠片もない無機質な数字の羅列に他ならない。あたかもそれは、昨日マイナス30度を越えた朱鞠内町のように冷た過ぎる。数2bの順列・組み合わせ的に考察すると、その確率は12
2015年6月27日 07:39
世界の食は巨大穀物メジャー(穀物総合商社)によって支配されている。 特に有名なのが、売上げ10兆円をあげる「カーギル」社のほか「ブンゲ」「ルイ・ドレフュス」「アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド」「グレンコア・エクストラータ」の五社である。 そして いま巷でささやかれている第6の勢力・・・・・ それが
2015年6月26日 06:15
朝起きてカーテンを開けるとそこにはもう夏の日差しが駐車場のボンネットが輝いて見える天気はまさに地球の動き大きな力でその場所を熱したいのだろうそう思って暑さを楽しみたい朝一番の喜びは友人からのメールだった少しだけ近況が聞けた気にしていた自分に少し驚いた皆それぞれの道を歩んでいるここでほんの少し出合って離れる人もいるだろうそれでもいいでもまたいつかど
2015年6月25日 05:37
取り引き先の担当者に気に入られている。何故かはわからないが、可愛がってもらっている。飲みに行っても、昼食を供しても、金を出したことがない。いつもご馳走してくれる。しかも、不定期だが仕事もくれる。当然ながら、危ない関係ではない。たまに、会社に遊びに行って他愛無い話をしてくるくらいだ。5年ほど前に飛び込み営業で知り合ってからの付き合い。今日もきっと昼飯をご馳走になる。
2015年6月24日 05:56
オクタンペ湖に行った。オクタンペ湖は支笏湖を臨む山の谷間に位置しこの湖に蓄えられた水が支笏湖に流れ込んでいる。すなわち支笏湖の源と言っても過言ではない湖なのだ。湖畔に降りる道路もなく遠目にしか見ることが出来ないが離れていてもわかる澄んだ湖水が眩しいほど美しい。オクタンペ湖の命名については諸説あるがその昔有名洋菓子メーカーの社長が湖畔にたたずむ人妻が余りに愛らしくて
2015年6月23日 06:24
太郎ちゃんは憎悪の目を向けていたその対象は生まれたばかりの次郎ちゃんだった次郎ちゃんが生まれてからママの愛情は完全に自分から離れていた「あいつさえいなければ・・・・」ある日 太郎ちゃんの怒りは頂点に達したそっとママのおっぱいに毒を塗っておいたのだあくる朝なぜかパパが死んでいた
2015年6月22日 06:21
音楽はあまり詳しくはない。最近は耳ざわりのいいものしか聞かなくなった。だが、ふと気付くと必ずしていることがある。詞を読んでいるのだ。歌詞のパンフがあればそれを読み、なければ耳で詞の解読に勤しむ。詞が判明するとその内容の検証に入る。作者の意図、創られた背景、その詞の世界の情景に想いを馳せ、日本語としての粗探しをしたり、詩的センスを評価したりする。時折、詞のみに涙し、作者に
2015年6月21日 05:34
久々に家庭教師をしてしまった。高校1年生の男の子だ。進路指導に30分、数学に2時間、久々に頭を使った。進路指導では、まず「今したいこと」「これからしたいこと」をノートに箇条書きしてもらい、将来の目標と大学の関連性を話した。次は、具体的目標設定と計画立案の重要性を説き、本人の口から、志望校と当面の勉強スケジュールを決めてもらうことにした。何よりも、目標の明確化とスケジュール管理を
2015年6月20日 06:12
映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」を借りてきた。二度目だが面白かった。そこには人をだますテクニックが盛りだくさんである。権威・おだて・注意をそらす・・・人はいろいろなものに騙される。実に興味深い。しかし、改めて思った。嘘は、長続きしない。その場限りのものだ。嘘をつくことで一番苦しむのは結局 自分自身だということだ
2015年6月19日 06:46
君は僕を見ていない君がよそを向いて笑ったり、怒ったり泣いたりしている何度 眼を背けようと思っただろうでも僕はずっと君を見てきたきっとこれからも君を見つめている
2015年6月18日 05:33
昔々パチンコ店にパソコンを売ったそこの社長が出玉のデータ管理をしたいというのだった当時としては上位モデルで今では笑ってしまうが40MBのハードディスク内蔵タイプを200万で買ってもらった社長が自ら使うというので、納品時にインストラクターのおねえちゃんを連れていった俺はキーボードの上を動き回るオレンジのマニキュアばかり見ていた数日後ご機嫌伺いで訪問してみると事
2015年6月17日 07:28
こどもがおおいこどものときおとなをみて「この人たちは素晴らしい人間なんだろう」と思っていたおとなになると人格者で教養を持ち素晴らしくなれると思っていただから、幼心に「いつか立派な大人になる」と思っていた中学生になってその幻想はことごとく崩れた一番の「大人」であった両親が信じられない教師もみんな敵だった自分の考えが定まらず多方向にボールを投げ跳ね返ってきたボールに