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童話

太郎ちゃんは憎悪の目を向けていた

その対象は生まれたばかりの次郎ちゃんだった


次郎ちゃんが生まれてから

ママの愛情は完全に自分から離れていた


「あいつさえいなければ・・・・」


ある日 太郎ちゃんの怒りは頂点に達した

そっとママのおっぱいに毒を塗っておいたのだ



あくる朝

なぜかパパが死んでいた



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