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子供

こどもがおおい

こどものときおとなをみて

「この人たちは素晴らしい人間なんだろう」と思っていた

おとなになると人格者で教養を持ち素晴らしくなれると思っていた

だから、幼心に「いつか立派な大人になる」と思っていた

中学生になってその幻想はことごとく崩れた

一番の「大人」であった両親が信じられない

教師もみんな敵だった

自分の考えが定まらず多方向にボールを投げ

跳ね返ってきたボールに傷ついていた

いつか自分がその大人になった

おれは大人なのだろうか



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