引っ越しの強い味方！地元の掲示板「ジモティー」でテレビを譲った話
4年間住んでいた街を離れる。
どうやら私の中で「4年」というのは
一つの節目になっているように思う。
この部屋の間取りが気に入っていた。
快適だったし特段何の不便もなかった。
むしろ便利すぎたのかもしれない。
少し不便な方がちょうどよかったりする。
工夫して便利にするのがすきなのだ。
色々な思い出がある
この部屋を後にするのは少々寂しい。
特に療養期間中は在宅時間が長かったから
私を守ってくれたこの部屋には感謝している。
引っ越しに欠かせないのが
持っていく物の取捨選択だろう。
増やさないように気をつけていたが
それでもいつの間にか増えてる物質たち。
役目を終えた物たちには
感謝をして少しずつ手放していった。
長らく時間を共にしてきた
2012年製のテレビもその一つで
引っ越しを機に手放すことにした。
初めはリサイクルショップに売ろうと
考えていたが、その考えは甘かった。
なぜなら、どこのリサイクルショップも
10年以内のテレビが買取の対象だったから。
2023年を迎えた今日、
このテレビは11年目にあたることになる。
つまり、どこも買い取ってはくれないのだ。
しかも、厄介なのはその処分方法。
家具や自転車などの粗大ゴミであれば
なんてことはない簡単な話だった。
受付センターに電話して、指定された日に
コンビニで買った370円シールを貼って
指定場所に出しておくだけでいい。
ところがテレビはそうはいかない。
粗大ゴミとして出すことができないのだ。
家電量販店に持っていき
引き取ってもらう方法もあるが
リサイクル料金が4000円程かかってしまう。
無駄な出費は避けるに越したことはない。
はて、どうしたものか……
退去日まで残り時間が少なくなってきた。
いい解決策が見つからない場合は
実家に送るという最終手段もあるが、
なんとなくもう手放した方がいい気がする。
とはいえ、10年経ってもなお元気で
安定した仕事ぶりのテレビさん。
私がワーホリで日本を離れていたときは
実家で静かに留守番をしてくれていた。
こうしてまだまだ健在なのに
スクラップにするのはかわいそうだ。
というわけで、勢いで「ジモティー」に
無料で出品してみることにした。
他の人の説明文を参考にして
ちょっとした説明文を作成し
ドキドキしながらいざ出品！
……すると、すぐさま
予想に反して多くの問い合わせがあり
瞬く間にメッセージ欄が溢れかえった。
リサイクルショップではお払い箱でも
こんなに需要があることに驚く。
結局、20名近くの方から希望があり
誰にしようか選びたい放題となった。
いやーありがたい！
やってみないと分からないものだ。
判断材料は主に短い文章。
だが、たとえ短文であっても
その人の印象や熱意は伝わってくる。
メッセージの内容、自己紹介文、評価、
スケジュールの兼ね合いを総合的に見て
誰に譲るのがベストか考える。
特に問題がなさそうだったので
早い段階でメッセージをくれた
女性に譲る予定で日時調整を進めた。
その一方で、息子の新生活のために
テレビを譲ってほしいとメッセージを
くれた男性も気になっていた。
できれば、この方に譲りたい気もするが
女性との段取りが進んでしまっていた。
ここで断るのも申し訳ないし
縁がなかったと思うしかないか……
そして翌朝。
携帯を見てみると、なんと女性から
日時変更希望のメッセージがあった。
もし調整が難しければ、他の方に
変更してもらっても構わないとのこと。
検討結果、日程が合わなそうだったので
例の男性にテレビを譲ることにした。
早速、そのことを男性に伝えると
喜んでくれたのでうれしかった。
テレビにとってもこれでよかったと思う。
追い込まれないと人って中々動かない。
皮肉なことに、残り時間が少ないほど
いいアイディアが出たりするもので。
たまには頭をフル回転させるのも
悪くないのかもしれない。
その後もジモティーは大活躍！
パソコンデスク、折りたたみベッド、
カラーボックスなど
それぞれ無事に引き取り手が見つかって
粗大ゴミの料金を支払わずに済んだ。
中でも特にうれしかったのは
デスクやローテーブルを施設で
使ってもらえるようになったこと。
放課後デイサービスを利用する
子どもたちに使ってもらえて本望だ。
ジモティーでの取引は直接顔を合わせる。
その分、心が通った交流ができる気がするし
お互いwin-winな素敵なシステムだと思う。
こうして要らなくなった物をあげることで
誰かの役に立てることを実感できて
とてもいい経験になった。
こうして地元の方と交流できたのも
ジモティーのおかげだ。
最近、宇宙のお試しみたいな
出来事が多いように感じる。
こんなことが起きたらどう対応する？
その対応力を見られている感じ。
想定外のことが起きたときに
焦ってしまうのはしょうがない。
でも、なるべく引きずらないようにする。
気持ちを切り替えて
前向きにどうすればいいかを考える。
落ち着いて考えてみれば
何かいい方法は見つかるはず。
答えはすでに自分が知っている
そう思うだけで気持ちが幾分楽になる。
どんな結果になっても大丈夫なんだよね。
いかがだったでしょうか？
引っ越し前は怒涛の日々で
noteを見る余裕がありませんでした。
荷ほどきもある程度は進み
やっと少し落ち着いてきたので
久しぶりにnoteを更新できました！
やはり、引っ越しというのは
エネルギーをかなり使いますね！
これはしょうがないことですが
疲れてくるとどうしても波動が下がる。
今回は業者を使わずに
ゆうパックで新居にひたすら
ダンボールを送る手法をとったので
それも大きかったと思います。
まずはエネルギーの回復に努めながら
新しい環境に慣れていきたいです。
そのうち山にも行こう。
Thank you for your time!
Have a lovely day!
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