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当たり前に観劇できない日々の中で、宝塚を応援するということ。好きを絶やさないために。

先月、今月と久々に宝塚グラフを本屋さんで購入した。

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(ちゃっかり瀬央さんの舞台写真もいれる🤳左の赤いお衣装の写真、リアル男子感がすごくて最高に好きだ!!「killer rouge」というショーの舞台写真です)

この状況のなかで、どうやって宝塚を応援していったら良いのか?最近よく考える。

感染対策を万全にして再開した公演は、本拠地である宝塚大劇場でクラスターが発生。現在も公演中止となっている。(→追記9/3から公演再開と案内が来たーー!!本当によかった)

同じく陽性者が出た東京の星組公演は、一旦中止となったものの、先日から公演を再開した。

一体いつまでこんな状況が続くのか。リスケにリスケを重ねた公演案内が届くたびに、私たちはこれまで体験したことがない状況にいるんだと改めて実感させられる。

舞台に立って生きている人たちが、こうして舞台に出る機会を失うことは翼をもがれるようなものだ。

長い休みは精神的にも落ち込むだろうし、いくら維持するように努めても体力も筋力も落ちていく。長年培った「勘」みたいなものも、手からこぼれていく気がしてしまうだろう。

そして私たちファンも、「日常の中に宝塚がない」生活の方が長くなってきている。

これまでは当たり前に行われてきた公演の数々。本拠地と東京で常に公演を行ない、地方や小劇場、外部の劇場など何本もの作品が同時に動いていた。

自分のスケジュールにも、当たり前に「宝塚」が入っていた。チケットの発売日、公演を観に行く日、各種お知らせ…。

でもそれが、一気に無くなってしまった。

こうなると人間はそれに慣れてしまうもので、宝塚を思い出さない日が出てくるようになってしまったのだ。由々しき事態、緊急事態。

これではいかん!!とここ何年も買っていなかった宝塚グラフを購入。今の宝塚にもっと触れて鮮度を保たなければ!

✳︎

いま、私にできる応援はなんだろう?

直接劇場に足を運べない今、どうやって宝塚を応援していけば良いだろう?

公式の書籍を購入することで少しでもお金を落とす。
見られるライブ配信は見る。
こうして宝塚のことを発信する。

いずれ通常通りに公演ができるようになるその時まで、少しでもつなぎとめていけるように。

なぜなら、こうして公演ができない事で「ファンが宝塚がなくても意外と生きていけると我に返ってしまうこと」が、宝塚にとって1番の痛手だからだ。

これまでは宝塚を観るのが当たり前だったけれど、いざ観れなくなるとそれはそれで別に良いや。これまで宝塚に使っていたお金を他のことに回そう。

そんな風に離れていくファンの人たちがきっといる。

宝塚は、それを一番恐れているはず。

今の情勢では、生活費だけで精一杯。娯楽費を削る人はたくさんいるだろう。私もライブ配信を何回も観るのは経済的に厳しい。何よりも、劇場に行くこと自体が高リスクになってしまった(やりきれない)。

公演ができない、売り上げが上がらない、ファンも離れる、公演に投入する資金が不足する、人件費を払うことが厳しくなってくる…そんなループに突入してしまえば、106年続いた歴史が危うくなってしまう。

だから、どうやって自分の中の好きを絶やさないかを考えたい。一人ひとりの力は小さくても、まとまれば大きなパワーになるはずだ。

いつか当たり前に公演ができる日まで。
宝塚という場所を大切に守りたい。




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