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みなさまはじめまして!私たちチッピーと申します。【ご挨拶】

はじめまして。Chipee(チッピー)です。
こころのつながりを感じられるように、ひとりひとりが社会の中で孤独を感じず、生きやすい世の中を創りたいという思いによって、わたしたちは、2023年6月にスタートしました。
誰もが持っている「ひとを思いやる気持ち」を引出し、優しいひとを増やし住みやすい社会、生きやすい世界の実現に貢献していきます。
2023年2月についに、β版Chipee(チッピー)がリリース予定となりました。私たちがどんな思いで、このサービスを立ち上げる経緯になったのかをお伝え出来たらと思っております。


サービス開発の背景

背景1:日本は幸福度ランキング最下位の現状

世の中ではDX化が進みAIで様々なことが効率的になりどんどん便利になるが、それに比例して人々の幸福度(心の豊かさ)はよくなっているのだろうか?と疑問に思うことがあります。時代の進化やITサービスの成長は正しい方向に進んでいるのか?なんとなく生きづらいような気がする。何かが足りていないような。便利さと幸福度は比例しているどころか反比例しているようにも感じる。実際に先進国(G7)の中でも、世界幸福度ランキングでは最下位なのが現状。日本では物価も高騰はしているものの生活も医療も良質な環境があり、多くの新しいサービスも生まれ便利になっているはずなのに、なぜ日本の幸福度は上がっていないかないのだろうか。

幸福度が日本と近い国々

日本は6.129で47位。スコア、順位とも前年(6.039、146カ国中54位)からは改善した。ただ、主要7カ国(G7)では最下位だった。

出典:「World Happiness Report 2023」p34

背景2:10代の死亡理由は「自殺」が1位

10代の子供の死亡理由を見ても、日本は「自殺」が1位となり、ユニセフが発表する先進国の子供の子供の幸福度レポートを見ても「精神的幸福度」においては38カ国中37位と最下位に近い結果となっている(精神的幸福度=生活満足度と自殺率を指標とするもの)お隣の韓国が最下位なのも日本と同じような傾向があるのかとても心が痛む数値と結果・・・。

出典:厚生労働省 令和3年版 自殺対策白書
出典:ユニセフ「レポートカード16」日本語版

私たちも(チッピーメンバーはみんな子供がいますが)親の立場でもあり、どうしたら自分の子供がその子らしく楽しい人生を送れるようになるのか、元気に育ててあげられるのかと、親であれば一度は考えること。自分の子供達に「これからの時代は最高だよ。素敵な未来が待ってるよ!」と胸を張って言えるのか?子供たちに残したい日本になっているのか?と考えさせられる。子供が死んだ、人を殺した、人を騙したなどテレビでニュースを付けたら悲しい事件ばかりです。(殺人事件の発生率は戦後に比べたら下がったと言われますが最近はタチの悪いニュースが多いように感じます)

背景3:人が幸せだと感じるのはどんなとき?

ではどうしたら、人が幸せだと感じることが出来るのか。
「人が幸せだと感じること(幸福を感じること)=いい人間関係であり、良質なコミュニケーションである」とハーバードの80年の研究結果で出ています。

幸福で健康な人生を歩むにはどうすればいいのか。
「ハーバード大学の75年間にわたる追跡調査によると、人間の幸福や健康は、年収、学歴、職業と直接的には関係ない。関係があったのは『いい人間関係』だった」という

引用:堀田 秀吾 明治大学法学部教授

コロナ禍で人との距離が出来て、家から出なくてもスマホ一台あれば生活も仕事も出来る。松屋に行けば食券で券を買い注文し、ごちそうさまを言わなくても空腹を満たすことが出来る。モバイルオーダー導入で居酒屋のような飲食店ですら店員さんとの関わりも少なくなってきている。(私は店員さんおすすめなんですか〜?の絡みが好きでお店に言いってるようなもんだからなんとなく悲しさを覚えます)便利になっているが、圧倒的にコミュニケーション機会は減っている。
コミュニケーションが減ることによって人との隔離や孤独感が増えていく。この、便利さゆえコミュニケーションの機会が減ってしまう現状を変える仕組みを作らないと、人が当たり前のように日常で得られれていたコミュニケーションの機会(=幸せになる機会)の損失になってしまうと危機感を感じています。

給与の格差だけではなく、このまま便利さの加速が進むと心の豊かさの格差がどんどん広がるのではないか。お客様側だけではなく、お店で働く店員側もお客様との接触機会が減ることにより、「今日はありがとう!おいしかったよ!」などの一言を言われていて仕事のやりがいを感じていたのが丸々無くなってしまう。お客様からかけてもらえる声がたくさんあれば「よしもっと頑張ろう」とやる気ににつながるきっかけにもなる。

だから私たちは、今のIT化時代と逆行しているかもしれないけれども、コミュニケーションを増やすサービスを作る必要性を感じ、人と人が関わる機会を作っていかないといけない!という使命感から「ありがとう」を伝えられるプロダクトを作ろうとChipee(チッピー)をつくりました。

私たちが叶えたい目的

ありがとうの機会を増やし、ひとのつながりを増やす


Chipee(チッピー)はスマホでありがとうをの機会を増やすことが出来るプロダクトです。「ありがとう」の気持ちと一緒に美味しかった飲食店、素敵なサービスを受けたスタッフさん、いつも通う美容室の美容師さん、商店街の八百屋さんやお花屋さん、生活の中で関わる人全ての人へチップをおくる事ができます。みんなの住むこの町に推しの店員さんが増えていき、人との関わりが増え、日々の暮らしが楽しくなっていくそんなサービスを目指しています。

私たちがやりたいことは、海外のチップ文化を流行らせたい!という訳ではありません。(わかりやすさゆえ、チップという言葉を使っていますが本当は何かしらの違う言葉を使いたい・・)私たちの生活を取り巻く様々な人へ「ありがとう」をおくるきっかけを作りコミュニケーションの創出をしたい。そしてチッピーをきっかけに今まで発生しなかったコミュニケーションを生み出したい。

ユーザーインタビューをしていると、「誰もが店員さんに話かけられる人ばかりではなく、本当はありがとうって伝えたい。美味しかったって言いたかったけど自分からは話しかけられないから、それを伝えられるツールがあれば嬉しい。」というお話をもらいました。そんな伝えられなかったお手伝いも出来たらとても嬉しいです。

今後の目指す世界

お店もユーザーもスタッフも、三方よしの世界を

飲食店や小売店などをはじめ、地方自治体や行政などへ導入をしてどこでもChipeeが使うのが当たり前になる世界を目指しています。

例えば、宅急便。雪の日も、雨の日も、暑い日も、Amazonで頼んだたった1冊の本を運んできてくれる配達員の方。(私自身も、「暑い日にありがとうございますー!」とパピコをあげたりしてました(笑))そんな配達員の方に「今日はありがとうございます。もしよかったらコーヒーでも飲んでください」とチッピーをおくることが出来たら。

最近スーパーでは生産者の顔が見えるお野菜など増えていますが、そこにQRコードを用意し「今日のお野菜美味しかったです!」「野菜嫌いな子供が食べました!びっくり(写真付き)」みたいなメッセージをおくることが出来たら。今まで生まれなかったコミュニケーションが生まれ、「ありがとう」の連鎖がより良いサービスや働く人へのモチベーションが上がるきっかけになるはず。

どんなにIT化が進んでも、介護や医療、保育などはじめ人の介在が欠かせず私たちの生活に関わっていると無くては生活が出来ない業界も多数あるが、そんな業界こそ給与水準が低かったり、やりがい搾取と言われる業界も多い。そんな課題もチッピーが第二の給与の柱になるような還元が出来るような仕組み化をし課題解決をしていきたい。

進むIT化に逆行するような動きかもしれないが、誰もやらないなら私たちがやる。少しでも優しく、誰もが生きやすい社会になるように。

サービス紹介はこちらから↓

どうぞ今後ともChipeeをよろしくお願いします。

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