バリ島でアヤワスカがやってきた、セレモニーと精神世界の話
バリ島でアヤワスカをすることになった話😌
私がペルーのジャングルでシピボ族のシャーマンの元、アヤワスカを含んだディエタをしたのは、ある日大きな蛇の夢を見てからだった。
その後バリ島に住んでいたある時、青いブレスレットが割れ
巨大なツノの鹿が森の中に立ち
私は森が泣いているーと泣き叫びながら夢から起きた。
相方に話したらそれはペヨーテ(サボテンの幻覚植物でメキシコではセレモニーで使われる神聖な植物)の象徴だよと言われた。
ブルーディアーといい青い鹿はグランドファザーと呼ばれるペヨーテの象徴なのだとか。
その直後からペヨーテを持っている人が友人として目の前にオファーされる形で現れるようになった。でもタイミングが合わず、3回それぞれ別の友人から来て3回とも話は流れた。
しかしペヨーテの話が流れると同時に
グランドマザーと呼ばれるアヤワスカがやってきた。
世界各地でセレモニーをしている友人ロドリゴが
”ドラム叩いてくれる人を探していてね、お金はいらないからセレモニーに来てくれよ”と私とパートナーを招待してくれた。
夕方頃にバリ島の山奥にあるVillaへ集まるよう言われ目的地へ行った。
そこにはバリ島ウブドで有名なチャネラーのスカワティと
青い髪のコスモがいた。
スカワティは知人の誕生日パーティーで見たことがあるものの会話をしたことがなかった。話を聞くと私が人生で3カ国目に訪れた土地、テネリフェ島出身だという。彼女は母なる愛のようなエネルギーを持っている素敵な女性でアヤワスカは5年ぶりだという。
青い髪のコスモはアヤワスカ2回目、なんで青い髪なのか聞いたら
初めてのセレモニーで自分が青い星出身なのを見たからだという。
実はこのビジョン、私も見ていたし彼は宇宙人なのでとても心地よかった。
宇宙人といえば、、、
私たちは誰か一人お客さんを連れてきてくれと言われていたので
私たちにセレモニーを頻繁に頼んでくるマイケルにアヤワスカをしてみないかと誘ってみた。
彼は私が見るところドラコニアンと言われる種族が魂の中におり
プラントメディスンをするとそれが出てくる。
彼自身はアヌーという星からきたという。
このようにチャネリング状態になって自分が覚えていないけど
話し出すというのがセレモニーでは頻繁に起きる。
私はシリウスから来た龍と共にメディスンセレモニーの場を取り持つので(夢物語として聞いてもOK。笑)
あとは自然の精霊たち(その中にも龍がいる)
彼はその龍が見えなくとも
私がドラムとフルートが上手いのでそれを気に入ってセレモニーを頻繁にお願いしてくれた。
一度シリウスの話をしたら、ああ、だから君はドラムとフルートが上手いのか、と納得してくれた。
そんな4人と私、計5人でセレモニーを行うことになった。
今回ファシリテートしてくれるのはメキシコ人の冒頭に出てきたロドリゴ。
シピボのシャーマンの元で習い、アヤワスカをするときはシピボスタイルでしているという。
ちなみにペヨーテは母国メキシコで学んだ方法だと言う。
そして今回のアヤワスカもペルーのシピボ族の師匠であるシャーマンが作ってくれたアヤワスカを持ってきてくれた。
アヤワスカには色々種類があり
今回はアヤワスカ スカイと呼ばれるもの(ayahuasca cielo)
人生では5回目のアヤワスカ、
いつも相方とする私たちのセレモニーはマジックマッシュルーム。
この日まで私は40回ほどスペースホルダーとして経験したけど
今回は参加者として体を任せられるのが、とても楽しみだった。
相方も参加者としてできることに感謝していた。
そして日が暮れ、蝋燭に日が灯る。
最初 蝋燭の火はついているが
アヤワスカを飲んだら明かりを消す。
暗闇の中、鳥と虫たちの音楽を聴きながら
体に入ったアヤワスカを待つ。
あー、この感じペルー思い出すな。
アヤワスカって本当にダークなエネルギー。
なんせ陰、地下世界、そして地球のエネルギーなのでとにかくダーク。
その厳しく深いエネルギーだからこそ
グランドマザーと呼ばれる。
ロドリゴのイカロと音楽が始まる。
色とりどりの柄、これがアヤワスカ スカイのDNA、粒子の模様かと眺めていた。
アヤワスカ自体は深緑と茶色のようなクヌ(DNAデザイン)なのだが
アヤワスカ スカイになると名の通り空のような青い色
カラフルな、どちらかというとマジックマッシュルームに近いデザインだった。
こんなふうに粒子のデザインを分析する人がいるのかはわからないけれど、
私のプラントメディスンの体験はいつもそこから始まる。
プラントメディスンは体に刻まれた感情を吐き出すのにとても役立つ。
もちろん、セレモニーの前に必ず意図を決めるというのが重要。
生きる上でも意図して行動するのは大切なように。意識の意図は必須、なぜなら粒子の方向性を決めるから。
そんなこんなしているうちに
ロドリゴの笛の音色で、笛の周波数は高いので
それに合わなくなった周波数(感情)が私の体の深いところから出てきた。
それは体の外へ嗚咽と共に吐き出る。
相方のマーヴィンは私を抱きしめ
いつも我慢させてごめんねと言ってくれた。
アヤワスカのおかげで壊れかけていた
相方との関係が修復された感覚がした。
アヤワスカの前、私たちの関係は壊れかけていた。
私は今まで経験したことがない感情と向き合っていた。
彼が、現実が、というより
全ては自分なのを理解していた。
過去生からくるもの、我慢をする自分、ありのままを表現できない自分、
日本人としての価値観
他人は変えられない
自分と自分の視点しか変わることはできない
でも自分の在り方が変われば見える世界も人も変わる
これがこの宇宙、仕組み、パラドックス。
そんなもの分かりきっているはずなのに
この地球の人間という体に入ると
私たちは臨場感を持って体感する。
感情を体験する。
それに気づいて感情を手放していく。
アヤワスカをすると関係性が見えて
パートナーと離婚するとか別れるという選択肢を取る人も少なくない。
でも私たちは逆で、愛がより一層深まった。
愛が深まるなんて言葉自体が本当の愛ではないかもしれない、
条件付きの愛、でも私は少なからず本質の愛を思い出せた。
私はアヤワスカをすると毎回自分が地球にのめり込んでいく
体が同化している感覚になるため
この日も横になって起き上がれなかった。
ドラムを奏でるために呼ばれたから
彼は私をみて、私の代わりにドラムを奏でてくれた。
チャネラーのスカワティは、彼女でさえ後で覚えてないほど
体がチャネリングして言葉も全てがチャネラーだった。笑
何十回セレモニーしている私でさえ初めて見た。
それはもう交信してる。
でもまるで巫女というか、私にはエジプトかギリシャで巫女していた人なんじゃないかなとみえた。交信先はたぶん金星。
彼女はこれからどんどん世界で活躍していく、先端を切っていくチャネラーになると思う。
あのアヌーからきたマイケルもチャネリング状態
というわけで金星人とドラコニアンが会話している。笑
討論みたいに、ドラコニアンはウゴウゴ喋って荒い気質だからすぐ怒る
金星人はそれを諭すみたいに滑らかに話す。
セレモニー中は本来私たちみんなに備わっているサイキック能力が上がるので
見えないものが見える 霊視
聞こえないものが聞こえる 霊聴
現実には存在しない香りを感知することができる 霊的嗅覚
言葉を交わさなくても他者の考えや感情を感じとる 霊的共感
言葉を使わずに会話が出来る テレパシー能力
などが開花される。
私もセレモニーをファシリテートする時、
参加者のスピリットを見たり
参加者に必要なビジョン
またセレモニー中に歌う音楽は全てスピリットが私の耳元で歌ってくれるのでそれを私の声に乗せて歌っている。
だから声帯も貸すことがあり、自分で高い音や低い音が調節できなくなることもある。
話をセレモニーの場面に戻すと
相方がドラムを奏でている時、
私も必要と思った場面で体が勝手に起き上がりドラムを奏でた。
一回体が起き上がると軽い
その後は夜通しドラムを奏でた。
朝がきた、バリ島の田んぼが一望でき
日が昇る、なんとも美しい場所で私たちは目を覚ました。
朝食もついていて、みんなで楽しく朝食を食べた。
アヤワスカの翌日、本当はペヨーテセレモニーをするはずだったけれど
そのペヨーテのセレモニーはロドリゴの諸事情で無くなってしまった。
(それでもこのブログを書いている今から1ヶ月後に、私はメキシコにいる予定。これも私が決めたのではなく、パートナーにいきなりメキシコ行きの航空券もう買ったからと、突然言われたのである。そしてペヨーテの聖地で私はセレモニーをするらしい。)
昼間になりロドリゴのお客さんがやってきて
彼のBufo カエルの毒を用いたセッションを見た。
Kamboは有名かもしれないけど、強いていうなら
Kambo(カンボ)はアヤワスカ= 陰
Bufo(ブッフォ)はペヨーテ= 陽
なのでこれを見た人で興味がある人は
自分が統合するべきエネルギーを元に選んでみるといいと思う。
例えば根暗な人、落ち着いているひと、元々陰気質なひとは陽のエネルギーをもつプラントメディスン
元々明るい人、根っからのポジティブな人は陰のエネルギーをもつプラントメディスンを選ぶと良いと思う。
元々私たちの意識は光と闇を内包し、
二つが分かれていない統合された意識だった。
そのニュートラルな意識へと回帰していったものを
目覚めた人、悟った人と昔は呼んでいた。
でも今の時代、みんながその元の意識へ戻るチャンスが来ている。
だからプラントメディスンを用いてセレモニーで必要な人たちをWake upさせるのも私の一つの役割だと思っている。
このブログを読んでいるあなたも少なからず
その目を覚ました一人に違いないし、その道を歩んでいる最中なのだと思う。
私はセレモニーのファシリテーターになりたいとは一度も思ったことがなかったし、プラントメディスンやシャーマニズムに興味はあったものの
今の立ち位置に自分が立つとは想像もしていなかった。
彼も同様に、シャーマンに炎の中でお前がセレモニーを他の国でしているのを見たと言われても、自分がそうなるとは想像もしていなかったという。
今でも彼と話す、
”別にプラントメディスン無くても生きていけるよね”
”楽しくてセレモニーしてるから仕事じゃないし、、”
実はここにプラントメディスンの本質がある
それは
何かに頼るのではなく自分自身がメディスン(己の中に癒す力、創造する力があるパワフルな存在)なんだと気づくこと。
そして人生という旅を一瞬一瞬楽しむこと
プラントメディスンを啓蒙する人の中には
まるでそれが神様のツールのように掲げる人も少なくない
でも私は別に啓蒙もしたくないし
全ての人や万人にプラントメディスンが必要だとは思わない。
いろんなツールがあってそれを利用して自分の本質と繋がっていけるのなら
それでいいと思っている。
そして必要な人たちにメディスンが届くこと
ただそれだけを望んでいる。
母なるアヤワスカ
父なるペヨーテ
小さな子供 マジックマッシュルーム
その他にもたくさんの太古からいる自然のスピリットたち
それらと繋がることが必要な人たちに届けられたら
私はそれだけで嬉しい。
今日も宇宙に思いを馳せて
魂で繋がるものたちに
このブログを届けます。
Chihiro🌌
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