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中国の見せたくない現実(3)

手足を切り落とすのが忍びない子供は、学生の恰好をさせて
街中で物乞いをします。

紙には、都会の学校へ進学のため来たが、お金を盗まれてしまい、
兄妹で田舎へ帰るのに、300元必要で、寄付してください。
と、もっともそうな事が書いてあります。

しかし、実際は兄妹でもなければ、学生でもありません。
プロの乞食です。

見た目は学生の様な格好ですが、黒戸(戸籍のない子供)なので,
字も書けません。

書いてある内容はほぼ一緒。

こちらは、龍華鎮で見かけた学生の物乞い。

よく見ると、文章を書いているのは別人です。

物乞いをしている学生は黒戸なので、字も書けません。

みんなプロの物乞いです。

17歳くらいまでに、楽器の演奏とか、猿回しなど、
年齢に関係なく出来る物乞いの仕事や、
プロの乞食集団の裏方の仕事、車の運転とかが出来るようにならないと、
彼らに待っているのは、手足の切断です。
それしか黒戸(戸籍のない子供)には生きるすべがないのです。

当時の中国ではたくさん見ました。

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