【2024年5月】「プロカウンセラーが教える はじめての傾聴術 (著)古宮昇」を読んで - 気持ちが大事
おはようございます、chinです。
「プロカウンセラーが教える はじめての傾聴術 (著)古宮昇」について紹介します。
きっかけ
3月の自己分析の時から、傾聴について気になっていました。
先日の物件探しの時にふと思い出し、
図書館で本書を手に取りました。
本書の構成
第1章 傾聴のデキる人は信頼される
第2章 人間の心のなりたち
第3章 傾聴の基本態度を身につける
第4章 傾聴の実践テクニック
第5章 傾聴を妨げる心の動き
第6章 傾聴の紙上レッスン
序盤に傾聴のメリットや人の心について述べられます。
中盤では傾聴の基本動作が示されます。
後半では留意点のような内容が記載されています。
特に気になったポイントを紹介します。
傾聴以外の内容も興味深かったので、ピックアップします。
失敗を避け続けるのが最大の失敗
「失敗を怖れていては、自己実現の充実感を手にすることはできない」
早いうち、若いうちに失敗を経験した方が良いと思います。
和匠の言葉に通じていました。
傾聴は3段階で心に効く
第1段階
[話し手]話す
→[聴き手]言葉を聴く
第2段階
[聴き手]十分に関心を向ける
→[話し手]話しながら、なんらかの感情移入を体験する
第3段階
[話し手]話したり、沈黙したりしながら、
理解されている、認めてもらっていると感じる
[聴き手]相手の感情を指し示すような感情が
自分の中にあると感じる(共感)
あれこれ詮索しない
「客観的事実ではなく、主観的事実を理解する」
これは、とても反省したい点です。
「困っている人を助けたい。最大の効果を提供するために、できるだけ情報を集めたい。」
こんな考え方で、私は人の話を聞いていたかもしれません。
相手の気持ちを理解するのではなく、事情聴取になっています。
さいごに
この後も、数冊の傾聴関連の本を読んでいます。
ただし、知識だけ身につけても傾聴ができるわけではありません。
傾聴力を高めるため、いろんな人との会話や相談で試行しています。
また、会話を成立させるためには、ある程度の幅広い知識も必要です。
インプットもアウトプットも継続していきたいと思いました。
そして、一番大事なのは寄り添う気持ちです。
今日はここまでです。
読んでいただいて、ありがとうございました。
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