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オフライン研修の継続でVMVの浸透と体現がレベルアップしている
去年、ハグカムで行っているオフラインワークの記事をまとめました。
ハグカムでは、完全リモートワークなので、集まる理由をつくらないとみんなに会えません。
その後も定期開催をしており、先週6回目が開催されました。
5回目、6回目のメンバーのアウトプットの進化が素晴らしかったので、まとめたいと思います!
オフラインワークvol.5
ゴール
メンバーの理解を深め、コミュニケーションの質を高める
VMVを各々が理解し、サービスを通じて体現する
ワークショップの内容
①棚卸会議
②アイディア会議
4回目を終えて、
ここまでVMVを理解してくれた上でアイディア・意見が出てくるなら、次はもっと具体的に実行できるアイディアを出してもらってもいいんじゃないか…!と考えてます。
と思っていたので、メインを「アイディア会議」にしました。
とはいえ、ハグカムは筋肉質な組織体制(=最小限の人員で事業を進めている状態)なので、新しいことを考えても実行できなかったらもったいない。
なので、前半の棚卸会議で「減らして」、後半のアイディア会議で「増やす」構成にしました。
①棚卸会議
棚卸会議は、前職でも定期的に行っていました。新しいことがどんどん増えるスタートアップでは、「やめる」ことを決めてあげることも大事な仕事です。
また、一度やり方を覚えれば、各チームでも開催ができるので、ゆくゆくの組織拡大のための小さな一手でもあります。
やり方はこんな感じ。
・日々の業務をポストイットに書き出す
・メンバーで共有
・効果⇔基盤の軸でマッピング
・基盤から業務内容を改善
改善方法は4パターンあります。
1.そもそもやめる
2.減らすルールをつくる
3.やり方・やる人を変える
4.システム化・フォーマット化する
棚卸会議は、タスクを他のチームで担えたり、システム化するアイディアをもらえたりするので、ひとりではなく関連するメンバーでシェアしなかまらやるのが効果的です。
②アイディア会議
テーマは、「これまでのVMV理解を踏まえ、新しいサービスコンテンツを考える(新機能、新サービス、新教材、新制度など)」としました。
各チームでアイディアを練ってもらい、
・VMV体現(5点満点)
・実現可能(5点満点)
・新規性(5点満点)
の評価軸で他チームから採点をしてもらうゲーム要素も入れました。
ハグカムらしく競い合うための採点ではなく、あうまでも「この視点を大事にしているよ」ということを意識してもらうためです。
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2時間の時間を設けていましたが、たった2時間でどんな案が出るのかなとちょっとドキドキしながらの開催でしたが、結果各チームから3案ずつ素晴らしいアイディアが出てきました!
実際に、その後の施策に盛り込んだりでき、非常によいアウトプットでした。
オフラインワーク後、経営会議での振り返りで「想定よりも具体的な案が出てきた。しかもみんなが行っている業務の目線だからこそ気づける良い案だった。」という話になりました。
次回はインターン生や業務委託メンバーを巻き込んで考えてみてもいいかも!という方向性も見出せました。
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5回目は日々の業務やサービスに関する議論に寄せたので、6回目は再度VMV浸透を中心にした内容にしました。
オフラインワークvol.6
ゴール
メンバーの理解を深め、コミュニケーションの質を高める
VMVの理解度を深め、各々が体現・アウトプットできる状態を目指す
↑
前回から2つめを変えました。より具体的に言語化してVMVを語ってもらうためです
ワークショップの内容
①VMVワーク
②採用ページをつくろう
①VMVワーク
以下の3つの問いに対して、個人で書き出し⇒チームでマッピング⇒発表を繰り返してもらいます。
【問い】
1.子どもの「夢中の力」を信じる、はどんな状態?(⇒ビジョン)
2.「子どもに生まれた一瞬の興味を、引き出す、育む、育み続ける」サービスはどんなもの?(⇒ミッション)
3.具体的に日々のどのような行動でValueを体現している?(⇒バリュー)
あ、ちなみにハグカムのVMVはこちらです。
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![](https://assets.st-note.com/img/1719014585552-6h4J5OEnGu.png?width=1200)
ワーク自体はすごくシンプルなものですし、過去のオフラインワークでも同じようなテーマでアウトプットをしてもらっています。
ですが、VMVの浸透は、定期的にあの手この手を変えてやることが大事。
時期が変わると見える視点も変わってくるし、言葉も変化します。
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今回、面白かったのは「問い3」のValue体現のみんなの回答でした。
スクール運営、プロダクト、開発、経営などのそれぞれの業務によって全然違う。でもちゃんとValueを体現している行動ができていて新しい発見になりました。
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みんな違って、みんないい。
それぞれの職種・立場でValueが浸透しているし、さらに体現しまくっていてとても頼もしく感じました。
さらに、最後に「個人として新たに取り組みたいことを発表」してもらいました。
1分ずつ口頭で~、と思ったけどせっかくなら記録に残したいので、Slackでせーので書き込んでもらいました。
じゃじゃんっ!
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それまでの問いやグループワークで、
「ワークで『子どもに刺激を与える』というのが大事だと発見した」
「他チームがきめ細やかに生徒を対応していて、自分の子育てでも取り入れたいと思った」
「他メンバーの知識と経験をシェアする、というのがとてもいいと思った」など、ワークを実施したからこそ考えられた次のVMVの体現方法だと感じました。
私は、普段外で会社自慢・メンバー自慢をしていて、新しい仕込みがたくさんできているのは頼れるメンバーがいるからだと思っているのに、それを全然みんなに伝えられてないじゃん!と思ったので、「感謝を社内に伝える」にしました。
これを発見できたのもワークのおかげです。
さて、お昼休憩をはさんで後半のワークコンテンツです。
②採用ページをつくろう
各メンバーがVMVをもっともっと言葉にしてアウトプットするには何がいいかな、と考えました。行きついたのは、採用です。
最先端の技術、十分な福利厚生、魅力的な報酬…などがまだまだ無いのが現実なので、小規模のスタートアップの採用では、会社のビジョンを語り、自社の魅力を伝えることが超重要。
これまでのハグカムの採用は、私が主導で動いていることが多かったです。ですが、徐々にアルバイト採用はお任せできてきたし、今後の組織拡大のときには「全員採用」ができた方が絶対強い。そのための必須条件、いや最低条件は「VMVを自分の言葉で語れること」です。
ということで、お題はこんな感じ。
<お題>
ハグカムが魅力的に感じるように、ビジュアル&メッセージを考えて採用ページをつくってください
<募集対象者>
・開発グループ(エンジニア職)⇒Aチーム
・スクール運営グループ(CS職)⇒Bチーム
実際に採用で動くチームごとに考えることで、より具体的にそのまま使えるようなアウトプットを求めました。(canvaとNotionなどを活用)
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Aチーム(開発グループ)は「何を押したら興味を持ってくれるのか、採用時に外してはいけないマインドは何か」などを前半みっちり議論をしていました。
Bチーム(スクール運営グループ)は、定期的にアルバイト採用をしているチームなので、「運営グループの雰囲気をこんなデザインで伝えたい」というところからの議論でした。
90分弱、あっという間でちょっと時間が足りなかったかな、と思いましたが、アウトプットは素晴らしいものでした!
これまで通り、私が人物要件などの採用文言を考えていたら出てこないようなワーディングやビジュアルで、実際に「採用うごくぞ」というときにはそのまま使えるものになりました。
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いつも一緒に働くグループ内で「どんな人が欲しいか」などを改めて議論ができたのもよかったようです。
夜は懇親会へ
フルリモートなので、みんなで飲みに行く機会もほぼないのでオフラインワークの夜はみんなで飲みに行きますよ。
ここは業務委託アルバイト問わず全員にお声がけ。来れる人は来てね~という自由スタイル。
普段は合えない学生インターン、5月末にジョインしてくれた新規企画を担ってくれている先生、久しぶりにお誘いできたエンジニアなどなど、みんなでわいわい語ることができました。
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普段は真面目に勤務しているメンバーがお酒を飲んで「うまっ!」とテンション上がってくたのを見て幸せになったし、インターン生が就活のときにご両親から「ハグカムそんなに働きやすいなら就職できないの?」と言ってくれていたというこぼれ話も聞けて、経営者としては感無量でした。
何年も一緒に働いているメンバーの新しい強みや価値観も発見できたし、さらにさらにみんなのことを理解して一緒に働いていけます。
効果抜群のオフラインワーク。なぜなら…
毎回、オフラインワークを企画している側の想像を超えるアウトプットが見られました。特にこの数回はなおさら。
なんでかなぁーと思ったら、やっぱりハグカムのメンバーはとても真面目なのです。
こういう研修コンテンツを斜に構えず、参加している時間で最大限吸収し、よりよい時間にしようという意欲。
そのおかげで、想定のタイムスケジュールできっちり終わるし、決められた時間のなかで、期待以上のアウトプットが出てくる。
自社評価としても「真面目」だし、最近は外部からもあるアウトプットで「真面目」と評価をいただきました。
スタートアップという立場だと、真面目=堅実のイメージで、物足りなさを感じる側面もあるかもしれないけど、知ったことではない!
教育業界においては、最重要な要素だと思ってます。
これがハグカムの紛れもない強みだし、自慢できる部分なのです。
いい組織へと変化を重ね続けている!!(👈Valueを体現してますっ)
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