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糖質との戦いと武器

糖質を憎む生活が続いている。
というのもコロナ云々ですっかり太り膨れ上がってしまったので一念発起しジムに通い始めたからだ。オッサンの運動は金を払わないと続かない。

ジムではなんと最新鋭のAIを搭載したというマシーンでウェイト+食事指導が待っている。
マシーンはAIを搭載しているだけあって各人がギリギリクリアできる絶妙な負荷を与えてくる。AIにしごかれる世界線、ソサエティ5.0だなと感心する。

食事指導は個々人に適した「シュッとするぞプラン」を用意してくれ三度三度の食事のとり方から便秘の相談まで幅広く対応してくれる。そのプランの柱となるのが糖質制限という訳だ。

自分の場合、糖質は40g/dayが目安。茶碗一杯の白米で糖質60g程度と言えばそのハードコアぶりが想像いただけるだろうか、はっきり言ってめちゃんこツライ。

半面タンパク質はシッカリ取ら無ければならない、その量130g/day、これはプロテインで7,8杯程度に相当するためフォアグラになるガチョウのごとく腹にプロテインに肉、魚等々を詰め込まなければならない。

その上でカロリーを基礎代謝分の1700kcal/dayに合わせていくという難しい調整を迫られているのが現状。

当然、肉食中心になっていくのだが、糖質だけを抑えるのがマジで難しい。
白米や麺を禁忌としたためカロリーは楽に抑えられるのだが(というか白米禁じると基礎代謝分まで食うのが超大変)、糖質40gというラインだけは中々守れない。

何故ならあらゆる食物には糖質が微量に含まれているため、白米や麺を抑えても気が付くと規定量に到達してしまうからだ。
例えばハンバーグ、これもツナギが入っているためタンパク質と同じくらい糖質が含まれており危険を伴う。あと炒め物全般も味付けのタレに糖質が忍び込んでいるし、揚げ物全般は衣がダメ。なんならプロテインバーにも10gとか含まれておりどうしろっつうのホント。

改めて食料選択の自由は立派な人権なんだと思い知らされますね。ゆでたササミばっか毎日食えるか、辟易している。

そんな食事の幅が刑務所以下の状況に光明となる武器を一つ見つけたのがこちら。

▼おからパウダー

豆乳を絞った後に出来るおからを細かくパウダー状にしたもので、薄力粉は100g中糖質73.3gに対し、おからパウダーは100g中6.8gという高性能。小麦粉のような使い方が出来る。

たとえば蒸しパン。

▼蒸しパン

おからパウダー50g/ラカント18g/ベーキングパウダー5g/豆乳100ml/水50ml/玉子1個
混ぜる
ナッツをひいて型に入れ
600w8分
糖質ほぼ無し

糖質の無いラカントを使うことで糖質ほぼ無しの蒸しパンが製造可能。もそっとした食感だがタンパク質も豊富で腹持ちも良い、ナッツを入れれば脂質も取れる。低糖質生活中はパンは禁忌なので非常にありがたい一品。

▼トンカツ

衣をおからパウダーにすることで糖質をカット。

二種類のパウダーを使い分けるのがミソ。
目の細かい方を小麦粉替わり、荒い方をパン粉替わりにする
目の細かいパウダー、卵、目の粗いパウダーの順に付ける
片面5分づつ揚げる
完成

流石にサクサク感は通常のトンカツには及ばないものの突き刺さる油感の感動は再現できておりイミテーションレシピとしてはいみじくもといったところ。十分に脳を誤魔化せる。

このように趣向を凝らしながら低糖質レシピに磨きをかける毎日。同じような生活している方はおからパウダー、是非取り入れて欲しい。


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