詩『シャボン玉と煙、私とあなた』

煙草味のキスに嫌悪を抱く、自分に酔う
「私、ちょっと大人っぽいかも」

酸いも甘いも、酸いも酸いも、経験したい
だってまだまだ若いから
何も決まってない操作自由な私の未来
今はシャボン玉をおっきく膨らますことだけ
考えていたい
まぁるくなったシャボン玉を、いつか空に飛ばせたらそれでいい
割れた後のことは、まぁそれはそのとき考えればいいじゃん
そのときの風に任せるのみ
目的地は未だ知れない
あなたの煙草の煙が届かないところまで

ふわふわ、ユラユラ
ふわふわ、ユラユラ

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