上弦の月に海を想う。

上弦の月が寒く澄んだ空気の空にぽっかりと浮かんでいる。

月は誰のものでもない。

本当のことを言うと大地も空も何もかもそれは誰のものでもない。

もちろんあの美しい海も。

そのことを私たちは忘れているような気がする。

いや、忘れているふりをしているのかもしれない。
そのほうが面倒事がないように思えるからだ。

ここからここまではあたしのものです。
これは私たちのもので、あれはあなたたちのものです。
それらのおかげで争いごとが事前に起こさないようにする効果もあるだろう。

だけれども。

人はあまりにも、誰のものでもないと言うことを忘れてやしないだろうか。
権力者は自ら法を侵し、自分達のものだと言わんばかりに美しい海とそこにいる生き物と、そしてそれらと共に生きている人々を踏みつけにしていく。

あなたが守りたいものはなんだろう。

思想、
仕事、
生き方、
自由、
愛する人たち・・・

きっとそれは人それぞれだけれども。

それは美しく豊かな自然があってこそだと、

僕は思う。

さて、僕たちにできることはなんだろうか。

それは武器を持って、大きな権力に立ち向かっていくことではなく。

もっともっと小さなささやかなアクションだ。

あなたの世界を守るのはあなた自身。
僕は僕の美しい海のある小さな世界を守ろう。

上弦の月は今日もまた「やれやれ人間はまだあんな事をやっている」と
呆れて地球を見下ろしているのかもしれない。

あ、月の土地なんて商品もあるね。
「・・・やれやれだ。」

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沖縄の辺野古の海の埋め立てを止めるためにできることがあります。

ホワイトハウスへの請願署名です。

YOKOさんが署名方法をまとめtwしてくださっているのでリンクを貼っておきます。

https://twitter.com/granamoryoko18/status/1072002601498009600