中学生クラスの授業内容を見直した-その2-
1か月ほど前に投稿したものに以下のようなものがある。
それから4回の授業を行い、新しい生徒が1人増えた。この新しい生徒がまた曲者で、一番後ろの席に座り、基本的に絵を描いている。そんな状態なので、練習ができない。ただ全くできないわけではないので、説明すればやってくれる。しかし、ただでさえ心が折れているのに、さらに鞭を打つ生徒が来て、もうやめたくなった。
ただ代わりに担当してくれる先生もいないので、私がやるしかない。
そこでまた授業の内容を見直すことにした。
基本的な進め方は
1.ディクテーション
2.口頭練習(5つの質問を読んで覚えてペア練習)
これは前と同じだが、2の練習をしつこくやることにした。すらすらと言えるように、それから可能であれば、答えに関連した質問ができるように、会話を意識した練習にする。
3.聴解練習:『毎日の聞き取り50日ー初級日本語聴解練習(上)』
前の教案では最後に聴解をやっていたが、次回からはこの順番に替えてやって見ることにした。課によっては未習語が多くあるので、それに注意しなければならないが、いい教材だと思う。
4.聴解練習の内容に応じた会話練習(場合によっては基本練習も)
例えば『毎日の聞き取り』の第5課「ポストはどこですか」は存在文に関する聴解なので、『みん日』では第10課、『できる日本語』では7-1というように使う。この場合は基本練習として、位置詞を確認してから、会話練習に入る。主に使うのは『できる日本語』で『みん日』というより、自作の練習も時間があまったことを考えて用意はしてある。
5.『できる日本語』の文法ノート
これは時間があればやる。助詞などの文法項目ではなく、会話を作る課題をやる。復習として何回かやったが難しいようなので、やるまえは事前に復習の会話をしたりする。
今まで本当にうまくいった試しがないこの中学生クラス。私自身と、私の授業に魅力がないと言われればそれまでなのだが、もっと強引に無理矢理にでもやってもらうことを次回からの目標にしている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?