中学生クラスの授業内容を見直した

2020年の10月から始まった中学生クラス。

生徒の人数は4人。

ここまでの進歩はほとんどない。

日本語を勉強している理由が親に勉強させられているということなのでしかたがなく、来年の高校受験のためというのもあるので、それまでは続けなければならない。

しかし、試験には聴解や会話はないので、日本人の授業を受けなくてもいい。それでも親の希望でしているそうだ。

ベトナム人の先生は『みんなの日本語』第25課まで終了している。それからまだ先へと進むのだろう。

私は前回からやり方を大幅に変えた。

まず語彙のディクテーションをする。それから意味の確認をして、その語彙を使った質問を作る。(ディクテーションについては「カタカナ」「乗り物」「飲み物」「動物」などテーマを決めてやる)

次に簡単な質問5つを使って、まずは滑らかに読む練習、そしてその質問を覚えてもらい、ペア練習をする(そのほかには質問をディクテーションをしたり、質問した答えに対して相槌を入れたりすることも考えている)。

それから、『できる日本語』の1-1と1-2を使って練習する。途中にある聴解問題は私が口頭で言う。

きのう初めてやってみたが、そもそも積極的ではないのでなかなか練習をしてもらえない。なんとか無理矢理やってもらった感じになった。『できる日本語』の第1課は自己紹介なので、ここでは生徒に名前を与えて、それを使って練習してもらった。自分のことを話すことが一番身につくと言われているが、もうすでに知った関係なので、練習と割り切ってやってもらった。

最後に『できる日本語』の1-2が誕生日を扱っていたので、最後に『毎日の聞き取り50日ー初級日本語聴解練習(上)』をやって終わった。

これから来年の5月まで40回ぐらいあるので、基礎的なところを中心にやっていこうと思う。生徒たちが終始無表情なのはかなりつらいが、それは今に始まったことではないので、私なりに楽しんで、考えながらやっていくしかない。

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