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ゴングが鳴りやむとき。

おはようございます(7:51)。
電車で手持ち無沙汰になりがちのでどうせならと。


地元からバスに乗り、駅へと向かう。日曜日だからかスーツに袖を通している人は少なく、おしゃれ度の平均値が向上する。お出かけ気分の高揚が人から人に感染り、平日のラッシュ時よりも和やかなオーラに包み込まれている。

普段なら目も覚ましていない時間の外は空気が生温くて柔らかい風が肌を撫でる。くすぐったさが眠たさを妨げ、目尻を尖らせる。

乗り継いだ電車の運転が荒いのか左右に揺れる。端に身を寄せていたのにバランスを崩した。体幹のなさが自分の芯のなさを間接的に告げにきたとは思いたくない。きっと気のせいだ。日和見主義でもいいじゃないか、と物言わぬ乗り物に語りかけそうになった。


「トンネルの向こうは青空いっぱい」とおかあさんといっしょのエンディングで歌われていた。それなのに、トンネルを超えたのに今日は雨予報だ。青空とはお世辞にも口にはできない。

折り畳みの傘持ってたっけ、
そういえば先月に友達に貸したまま返してもらうタイミングなくしちゃったな、近いうちに会う予定でも立てるか、誕生日のお祝いだけしたいし。
誕プレは余程のことがなければあげない主義なのでただ祝うだけ、ご飯を奢りたいわけでもない。お祝いの席と称して傘を返してもらうという目的を達成するために。


目的地に20分早く着いた。
遅刻するのが極端に苦手で、遅れるぐらいなら早く着きたい。電車が多少遅延しても間に合うように、集合時間の15~20分前に到着するように移動プランを立てている。暇を潰す手段は鞄に何個かあるし待つことは苦ではない。




長丁場の用事を終え、フラフラと散歩して、天下一品を食べて帰ってきた。クタクタでネムネムだ。(23:44)

2連戦もゲームセットして、雨ニモマケズ、微睡ながら電車に揺られていたら、駅に到着してドアが空いてから目を覚ました。危うく降りそびれるところだった。バラード聴いてたから仕方ない。

休むどころではなかった休日を終えて、当然のように休めない平日に入る。なんだこの人生は。週休4日はあっていいのに。5日でもいいよ。

それにしても疲れた、うん。
アドレナリンなくなった瞬間に膝にくる。移動が億劫になる。朝からよくがんばったわ。

深い深い眠りについて明日寝坊して最悪のスタートを切ることにしよう。おやすみなさい。

ここまでお読みいただき有り難うございました。


自分を甘やかしてご褒美に使わせていただきます。