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Same page セイムページ

先日ふと、ラグビー日本代表の印象的なこのシーンといったテレビ番組を観た。

対戦相手がこちらを潰しに間合いを詰めてきて、
背後にスペースが空いた瞬間、
日本チーム全員が、同じように背後のスペースを攻める絵を脳裏に思い浮かべた。

同じ絵を見る。
同じビジョンをもつ。
全員が、Same page セイムページ をもつ。

まるで申し合わせたように、
瞬間にボールを蹴り出し、
当然のように蹴り出す先にすでに走り出している。
後方からも、すでにサポートして相手の守備を防ぐ。

考えながら練習を重ねてきたチームメイトだからこそ、
死ぬ思いのハードトレーニングを共に重ねてきたからこその

Same page 
セイムページ


一方、話はかわるが、
私は野外フェスの運営に10年関わってきた。
10人ぐらいのコアな仲間と、
 どう運営していくか?
 お金のこと、安全のこと、効率のこと、
 そして楽しんでもらうこと、自分達も楽しむこと
などを、ズームで、グループラインで、会議室で、居酒屋で、何度も議論を重ねてきた。

10年もそれを重ねてくると、
それいいね。それおもしろいね。が共有できて、Same page ができている。

今日も、
これはみんなも喜びそう。楽しめそう。
そんな思いつきに、ひとり ほくそ笑む。


またまた話は変わって、
先日母校の文化祭を見る機会があった。
その様子を、同窓生のグループラインに送ると、普段反応のないメンバーから反応があった。

きっと、僕らは、文化祭に、校舎に、同じ情景をおもいうかべたのだろう。
言葉少なげだが、共に過ごした時間を、セイムページとして共有しているのだろう。


仕事で、家庭で、効率、情熱、
人生のいろんなシーンで、
いろいろな人たちとの、たくさんのセイムページをもっていきたい。


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