【育児】親に頼れない夫婦の育休戦記
どうも、筑前助広です。
今日(12/26)は僕の育児休業の最終日。実は第2子出産を機に、2ヶ月の育休を取得しておりまして、今回はその思い出などを記していこうと思います。
まず、僕の家族構成ですが――
僕:ホテルマン(39歳)
妻:保育園調理師(38歳)
娘:保育園年長(6歳)
結婚11年目の家庭です。
今回、第2子を妊娠した時、色々と話し合った結果、育休を取得するしかないな、となりました。というのも――
僕も妻も頼るべき家族がいないのです。
第1子、つまり娘の時は育休を取得しませんでした。
そもそも育休という選択肢が頭になかったという事もありますが、夫婦の話し合いで、「娘の事は妻がして、僕は自分の事さえすればいい」という結果に至りました。そこには経済的な理由も背景としてあったわけですが、それで何とか乗り切る事が出来ました。
しかし、この時にはかなり無理をしたのも事実です。
娘は生後3ヶ月で保育園に入園し、妻もまた3ヶ月で復職。娘に関しては他の子供より早くに「親以外の世界」を知る事が出来て良かったとは思いますが、寂しい事もあったでしょう。妻もきつい想いをさせたはずです。
そして、第2子の妊娠。
今回は前回と違って、妻は赤ちゃんの世話、僕は自分自身の事……というわけにはいきません。それは娘がいるからです。
娘の食事、送迎など考えれば、育休を取得しなければ無理!という事は明白でした。
だって、頼るべき存在がいないのですから。という事で、僕は育休を取得する事にしました。
会社への相談は、当然勇気がいりました。その辺は割愛しますが、会社の協力を得て、僕は家事・育児に専念する事が出来ました。これは感謝です。
また、その時に悩んだのは期間とタイミング。
期間は当初1か月と考えていましたが、念の為2ヶ月に変更。結果として、ちょうど良かったと思います。
タイミングに関しては、かなり悩みました。
入院日からするか? 退院日からするか?
入院日にすれば、娘への世話に専念出来ますが、娘の世話以外に時間を持て余すだけ。
退院日にすれば、妻と赤ちゃんと娘に専念出来る時期は伸びますが、出産日から退院までの1週間、仕事と育児を両立しなくてはならない。
結果として退院日からの育休を選択したわけですが、これが大変で後述する事にも繋がります。
今回の育休、辛かった事が2つあります。
1:ワンオペ育児をしながらの仕事
入院日~退院日の1週間、仕事をしながらの育児が大変でした。
まず僕はホテルマン。夜勤もあれば、遅番もあります。しかし、保育園は20時まで。夜勤も遅番も出来ません。
なので、まず僕の勤務を9時~18時に固定をしてもらい、保育園で20時まで延長保育を頼みました。
夕食に関しては保育園で用意してくれるので、自分の分だけを食べれば良かったのですが、仕事しながらのワンオペ育児がこんなに大変だって痛感しました。
寝坊助の娘を叩き起こし、保育園に送って9時に出社。残業を断って、地下鉄までダッシュし、20時までに保育園に駆け込む。
家に帰れば、家事や風呂を色々して就寝。当然ながら息つく暇もありませんでした。
娘にも寂しい想いをさせたと思います。7時から20時まで保育園にいたわけですから。本人はケロっとしておりますが。
マジで、ワンオペ育児をしている親御さんを尊敬します。
2:出産後の10日間
僕の第2子は、出産すぐに重度の新生児一過性多呼吸になりました。
開業医で出産したので、すぐに大きな病院へ救急搬送。NICUで治療を受ける事態になったのです。
搬送され、入院してからの10日は心配の連続でした。もう生きた心地もしませんでしたね。
妻は早く赤ちゃんに会って授乳しようとリハビリを頑張り、僕はそんな妻を病院から病院へ送り迎え(僕は面会は出来ませんので待機)。妻の退院後も毎日通いました。
体力的にというか、精神的にきつかったですね。
そんな第2子も、今ではすっかり元気になっています。
他にも大変な事は多々ありました。
特に大変だったのが、「献立」ですね。料理はいいのですが、毎週の献立を考えるのが大変で……。もう二度と「何でもいい」とは言いません(笑)
しかし、上述した2つに比べれば屁でもありません。
第2子は夜泣きもせずにお利口さんですし、妻もメンタルクライシスには陥らず、家事をする僕をサポートしてくれました。
なお、料理に関してはインスタの下記URLに纏めています!
途中で飽きちゃいましたが。
そんな事があった育休も本日で終わり。
明日から職場復帰です。
嫌だって気持ちが無いわけでもありませんが、多くの人に支えられて育休を取得し、家族に頼らずに大変な時期を乗り越える事が出来ました。
この恩に報いるには、働きで返すしかありませんよね。
家族の為、同僚の為、今からクソ忙しい年末年始を頑張りたいと思います。
あと、最後に。
育児を一人で乗り切るのは、無理ですね。それを痛感しました。
今の社会は、育児に向いていない。
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